戦国大乱

戦国大乱(1)逆襲の関ケ原戦国大乱(1)逆襲の関ケ原
秀吉亡き後、あの男は虎視眈々と天下を狙っている―!恐るべき家康の野望に気づいた秀吉は、これを阻止すべく、黒田官兵衛と共に未曾有の秘計を仕掛ける。それは秀吉が家康に叩きつけた究極の挑戦状だった。それから数ヶ月後、秀吉は病によって急死する。正に百計が開かれる時が訪れたのだ。各地から真田幸村、前田慶次郎、後藤又兵衛、可児才蔵の豪傑達が集められ、豊臣の名のもとに動き始める。そして、北陸では、ついに上杉景勝が立ち上がった。知将・直江兼続が鬼神と化し、今、革篭原で徳川軍と血で血を洗う激闘が開始される。




戦国大乱(2)謀略の関ケ原 戦国大乱(2)謀略の関ケ原
豊臣秀吉の死によって、虎視眈々と天下を狙う徳川家康は、ついにその謀計を開く。家康は伊達政宗を調略し、上杉討伐を命じたのだ。これを見抜いた希代の軍師・直江兼続は、政宗を打ち破るべく深謀を巡らせる。そして、まさに両軍は白石川で最後の決戦を開始した!未曾有の激戦の中、伊達成実、片倉小十郎は鬼神と化し、死闘を繰り広げる。果たして上杉景勝は、伊達軍を撃破することができるのか!?さらに東西両軍の戦いは、伏見城、岐阜城の攻防を経て、知将・真田昌幸の守る上田城へと移る。関ヶ原決戦前夜の激闘が今、開始された!第七回歴史群像大賞奨励賞受賞作。




戦国大乱(3)怒涛の関ケ原戦国大乱(3)怒涛の関ケ原
独眼竜政宗が岩出山城で自決した直後、ついに東西両軍は関ヶ原で激突した。戦は互角のように思えたが、小早川秀秋の裏切りによって西軍は未曾有の窮地に陥る。左近の命を賭けた説得により、大坂城に撤退することを決断した石田三成は、兵を率いて必死の逃走を開始した。しかし、そこに突如、新たな軍勢が出現する。その軍勢は異形の方形陣を組み、しかも白地に五三の桐の旌旗を翻していたのだ。それは紛うことなき豊臣家の紋所だった!果たしてこの軍勢の正体とは何か。そして、何処かへと消えた豪傑達が、今、再び戦場に姿を現す。それは新たなる関ヶ原の幕開けでもあった。



戦国大乱(4)激突!関ケ原戦国大乱(4)激突!関ケ原
小早川秀秋の裏切りによって、東軍の圧倒的勝利に終わるかに見えた関ヶ原の戦いは、謎の軍団の出現によって怒涛の展開を迎えた。圧倒的な火力を誇る異形の方形陣を率いるのは、名将真田幸村である。真田方形陣と名付けられたその軍勢は、今まで秘匿されてきた豊臣の新たな軍勢だった。ついに秀吉の百計が開かれる時が来たのだ。関ヶ原では軍師・黒田官兵衛が采配を振るい、家康に対して謀と謀の戦いを繰り広げる。消えた豪傑達、前田慶次郎、後藤又兵衛、可児才蔵らも姿を現し、未曾有の激戦が始まった。豊臣の影の総大将が復活する時、すべての謎が明らかになる。第七回歴史群像大賞奨励賞受賞作。



戦国大乱(5)猛追の関ケ原 戦国大乱(5)猛追の関ケ原
突如として現れた秀吉率いる新・豊臣軍の猛攻によって、徳川家康は関ヶ原で惨敗を喫し、遁走を開始した。勇将・井伊直政の奮戦によって、岐阜城に入った家康は乾坤一擲の秘計を画策する。それは加藤清正を使って秀吉を誅殺させるという恐るべき謀略であった。秀吉の危機を知った福島正則は悲痛なる思いを胸に秘め、盟友加藤清正と最後の死闘を繰り広げる。一方、敗走する徳川本隊を追って、豊臣軍は岐阜、岡崎、犬山と次々と攻城戦を開始した。ついに秀忠軍と合流を果たした家康は、如何なる逆襲を開始するのか?浜松城に向かうその真意は如何に。



戦国大乱(6)浜松城最終決戦戦国大乱(6)浜松城最終決戦
家康は関が原で惨敗を喫したが、加藤清正を使って秀吉を殺害するというおそるべき秘計を画策する。秀吉の危機を知った福島正則は悲痛なる思いを胸に秘め、盟友清正との死闘を繰り広げる。果たして天下の行方は?







戦国大乱(7)東西最終決戦戦国大乱(7)東西最終決戦
浜松城の本丸に追いつめられ、最大の窮地に陥った徳川家康は、ついに究極の賭に出た。家康の謀略によって、劣勢を強いられた豊臣秀吉に逆転の秘策はあるのか? 関ケ原の戦いに始まった東西両軍の死闘についに決着が訪れる!







戦国大乱(8)新・関ヶ原大決戦戦国大乱(8)新・関ヶ原大決戦
浜松城の最終決戦によって、豊臣秀吉は家康率いる東軍を完膚なきまでに粉砕し、堂々の勝利を収めた。西軍の統治下のもと、天下は泰平を取り戻したかのように見えたが、再び動乱が勃発する。秀吉の股肱であった軍師・黒田官兵衛がついに謀反を起こし、西軍の実権を掌握したのだ。秀吉の遺志を受け、真田昌幸率いる真田軍団が、これを迎え撃つべく義戦に立ち上がる。天下は昌幸率いる新・東軍、そして官兵衛率いる新・西軍の真っ二つに別れ、再び激突を開始した。奥州では徳川家康が復活を果たすべく、逆襲に打って出る。新・関ヶ原大決戦の火蓋が、いま切って落とされた。第七回歴史群像大賞奨励賞受賞作。



戦国大乱(9)戦国大乱(9)
佐和山で孤軍籠城を続ける石田三成が、最後の血戦に打って出る。奥州では徳川家康が出陣し、東西両軍の対決は大坂・春の陣へと移行する。まさに逆転・大坂の陣と呼ぶにふさわしい一大決戦――徳川対真田の新たなる戦いが、今まさに始まろうとしていた!







戦国大乱(10)激闘!大坂の陣戦国大乱(10)激闘!大坂の陣
天正10年6月、明智光秀謀叛! 本能寺の変に襲われた風雲児信長だったが、西国にある秀吉と合し、逆襲の途に出るべく、脱出行を試みるが……!? だが、畿内では「信長死す」の報が駆けめぐりつつあった。諸将はこぞって策謀をめぐらすが……!







戦国大乱(11)決戦!大坂の陣戦国大乱(11)決戦!大坂の陣
徳川家康は、前田利長や毛利輝元などを傘下に収め、およそ十五万の西軍をもって大坂城に篭城した。これに対して、豊臣秀頼を奉じ、真田昌幸を総大将とする東軍は、勝龍寺城を本陣とし、守口に出城を築いて、約八万の兵数で対峙する。そして、ついに満を持して、上杉景勝が佐竹義宣と共に八万の強兵を連ねて上坂した。合計十六万強の大兵となった東軍は、ついに大坂城大包囲網戦を開始する。一方、その頃、九州の雄である島津義弘と黒田官兵衛が不気味な鳴動を開始した。九州勢四万を引き連れて、東軍に参陣しようとしていた宇喜多秀家の岡山城を包囲したのだ。果たして、天下の雌雄を決する大坂の陣の行方は如何に。第七回歴史群像大賞奨励賞受賞作。



戦国大乱(13)死闘!大坂の陣戦国大乱(12)










戦国大乱(13)血戦!大坂の陣戦国大乱(13)
大坂城内に籠城する徳川家康率いる西軍と、上杉景勝を大将として大包囲網を敷く東軍は、一進一退の攻防を続けていた。だが、そんな最中、真田昌幸が家康の謀略に陥り、大坂城内に捕らわれてしまう。父・昌幸を奪回すべく、ついに真田一族が逆襲を開始する!







時代:1598年(慶長三年)〜1590年(天正十八年)

著者:津野田幸作
出版:歴史群像新書
発行:2001年〜2003年


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 ■ 上総介の評価 ★★★☆☆

 関ケ原を舞台としたシミュレーション本です。関ケ原の戦いでは史実どおり東軍が勝つのですが、西軍敗走時に謎の豊臣軍が出現し形勢を逆転します。上杉討伐での直江兼続の智謀による上杉方の大勝を含めて、西軍の快進撃が続く内容。真田昌幸の徳川秀忠軍へのあしらいなど面白い部分もありますが、豊臣恩顧の大名の動向に納得いかない部分があるのでこの評価です。

 ■ 主人公
豊臣秀吉(とよとみひでよし) 徳川家康(とくがわいえやす)

 ■ 脇役
黒田官兵衛(くろだかんべえ) 福島正則(ふくしままさのり)
井伊直政(いいなおまさ) 直江兼続(なおえかねつぐ)
石田三成(いしだみつなり)

 ■ 登場する武将
前田利家(まえだとしいえ) 加藤清正(かとうきよまさ)
本多正信(ほんだまさのぶ) 徳川秀忠(とくがわひでただ)
上杉景勝(うえすぎかげかつ) 真田幸村(さなだゆきむら)
後藤又兵衛(ごとうまたべえ) 可児才蔵(かにさいぞう)
伊達政宗(だてまさむね) 前田慶次郎(まえだけいじろう)
結城秀康(ゆうきひでやす) 服部半蔵(はっとりはんぞう)
榊原康政(さかきばらやすまさ) 佐竹義宣(さたけよしのぶ)
甘糟景継(あまかすかげつぐ) 伊達成実(だてしげざね)
片倉小十郎(かたくらこじゅうろう) 最上義光(もがみよしあき)
藤田信吉(ふじたのぶよし) 山内一豊(やまうちかずとよ)
細川忠興(ほそかわただおき) 秋田実季(あきたさねすえ)
南部利直(なんぶとしなお) 戸沢政盛(とざわまさもり)
大田原晴清(おおたわらはるきよ) 千坂景親(ちさかかげちか)
下条忠親(げじょうただちか) 本庄繁長(ほんじょうしげなが)
蒲生秀行(がもうひでゆき) 青山忠成(あおやまただなり)
相馬義胤(そうまよしたね) 色部光義(いろべみつよし)
毛利輝元(もうりてるもと) 鈴木重朝(すずきしげとも)
平岡頼勝(ひらおかよりかつ) 安国寺恵瓊(あんこくじえけい)
池田輝政(いけだてるまさ) 木造具政(こづくりもとまさ)
織田秀信(おだひでのぶ) 舞兵庫(まいひょうご)
本多忠政(ほんだただまさ) 鳥居元忠(とりいもとただ)
真田昌幸(さなだまさゆき) 真田信之(さなだのぶゆき)
仙石秀久(せんごくひでひさ) 牧野康成(まきのやすなり)
奥平家昌(おくだいらいえまさ) 石川康長(いしかわやすなが)
中村一栄(なかむらかずひで) 有馬豊氏(ありまとようじ)
島左近(しまさこん) 本多忠勝(ほんだただかつ)
松平忠吉(まつだいらただよし) 黒田長政(くろだながまさ)
藤堂高虎(とうどうたかとら) 小早川秀秋(こばやかわひであき)
毛利秀元(もうりひでもと) 宇喜多秀家(うきたひでいえ)
明石全登(あかしてるずみ) 大谷吉継(おおたによしつぐ)
島津義弘(しまづよしひろ) 小西行長(こにしゆきなが)
島津豊久(しまづとよひさ) 長宗我部盛親(ちょうそかべもりちか)
*本多但馬守(ほんだたじまのかみ) *藤田丹後守(ふじたたんごのかみ)
大谷吉勝(おおたによしかつ) 吉川広家(きっかわひろいえ)
九鬼嘉隆(くきよしたか) 母里太平(もりたへい)
田中吉政(たなかよしまさ) 寺沢広高(てらさわひろたか)
渡辺守綱(わたなべもりつな) 長束正家(ながつかまさいえ)
筒井定次(つついさだつぐ) 大久保平助(おおくぼへいすけ)
飯田角兵衛(いいだかくべえ) 北条氏勝(ほうじょううじかつ)
浅野幸長(あさのよしなが) 増田長盛(ましだながもり)
堀秀治(ほりひではる) 大久保忠佐(おおくぼただすけ)
大久保忠隣(おおくぼただちか) 内藤信成(ないとうのぶなり)
酒井忠世(さかいただよ) 高力清長(こうりききよなが)

 ■ その他の登場人物
*角田祐之進(つのだゆうのしん) *角田陽之助(つのだようのすけ)
猿飛佐助(さるとびさすけ)


*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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