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 真田昌幸(さなだまさゆき) 1547〜1611

信濃・上田城主。幼名・源五郎。武藤喜兵衛。安房守。
真田幸隆の三男。人質として武田家に出仕。武藤家の養子となり、武田信玄の足軽大将となった。信玄の軍略を間近でよく学んだと言われている。
兄二人が天正三年の長篠合戦において戦死したため真田家を継ぎ、信濃上田城主となる。同八年、北条氏の守る上野・沼田を攻略し、沼田城も領した。
同十年、織田家の武田攻めの際、勝頼を上州に逃すために働いたが果たせず武田家は滅亡。
同年の本能寺の変を経て真田家は自立した大名となり、上杉・北条・徳川などの大勢力の臣従を次々と変え、巧みに難局を乗り切った。
同十三年に家康が北条氏と和睦し、その条件に沼田城を割譲すると、家康から突如それまで敵対していた上杉景勝につき、上杉氏の勢力を後ろ盾とし徳川の大軍をみごとに迎撃した。
同十七年、豊臣秀吉に従い、その命で沼田城を北条氏に譲る。また、長男の信幸には家康の養女である本多忠勝の娘を、次男信繁(幸村)には大谷吉継の娘を娶った。しかし翌年の小田原攻めで北条氏が滅亡し、旧領を回復する。
関ヶ原の戦いでは、信幸が徳川方、昌幸と幸村が石田方と分かれて真田家の存続を図る。この時、中山道を関ヶ原方面に向かう徳川秀忠の大軍を上田城で迎撃。これによって、徳川方主力の一翼を担う秀忠軍が関ヶ原の戦いに間に合わなかった。
しかし関ヶ原で石田方が敗北し、信幸の嘆願により助命され、幸村ともども紀州・九度山に蟄居となる。慶長十六年、九度山で病没。 


妻:山之手殿(宇田頼忠の娘説、菊亭(今出川)晴季の養女説あり)
父:真田幸隆
子:信幸(信之)、信繁(幸村)、信勝、昌親
兄弟:信綱(兄)、信輝(兄)、信尹(弟)、高勝(弟)

 ■ 主役の本
命の城(「黒幕」収録) 池波正太郎 新潮文庫 文庫 ★★★☆☆
真田一族―家康が恐れた最強軍団 相川司 新紀元社
真田一族の陰謀 松永義弘 富士見書房 文庫 ★★★★☆
真田三代記 土橋治重 PHP文庫 文庫 ★★★☆☆
真田太平記 池波正太郎 新潮文庫 一〜十二 文庫 ★★★★★
真田忍侠記 津本陽 講談社文庫 上・下巻 文庫
真田昌幸−家康と秀忠を翻弄した稀代の名将 二階堂玲太 PHP文庫 文庫 ★★★☆☆
真田昌幸 江宮隆之 学研M文庫 文庫 ★★★☆☆
真田昌幸 柴辻俊六 吉川弘文館
真田昌幸―書き下ろし歴史小説 朝松健 ぶんか社 文庫
真田昌幸―家康が怖れた機略縦横の智将 竜崎攻 PHP文庫 文庫 ★★★★☆
真田昌幸と真田幸村 松永義弘 人物文庫 文庫
真田昌幸のすべて 小林計一郎 新人物往来社
新真田軍記 工藤章興 歴史群像新書 1〜5 新書
信州上田軍記―迫り来る徳川の大軍を上田城に迎え、これを二度にわたって撃退した真田昌幸父子の物語 堀内泰 ほおずき書籍
関ヶ原燃ゆ! 久住隈苅 歴史群像新書 1〜4 新書
戦国最強軍団真田六文銭合戦記―小説よりも面白い真田一族の真実 武山憲明 ぶんか社 文庫
徳川軍を二度破った智将−真田安房守昌幸(「おのれ筑前、我敗れたり」収録) 南條範夫 文春文庫 文庫 ★★★☆☆
覇 真田戦記 神宮寺元 歴史群像新書 新書
秘聞武田山嶽党 前島不二雄 学習研究社
謀将真田昌幸 南原幹雄 角川文庫 上・下巻 文庫 ★★★☆☆
謀将・真田昌幸―六文銭梟将記 野村敏雄 日本文華社
 ■ 脇役の本
真田幸村 江宮隆之 学研M文庫 文庫 ★★★☆☆
秘聞武田山嶽党 前島不二雄 学習研究社 ★★★☆☆
真田幸村(「戦国の軍師たち」収録) 堀和久 文春文庫 文庫 ★★★☆☆
真田幸村 海音寺潮五郎 角川文庫 上・下巻 文庫 ★★★☆☆
槍の大蔵(「黒幕」収録) 池波正太郎 新潮文庫 文庫 ★★★☆☆
海野能登守自刃(「真田軍記」収録) 井上靖 角川文庫 文庫 ★★★☆☆
本多忠勝の女(「真田軍記」収録) 井上靖 角川文庫 文庫 ★★★☆☆
角兵衛狂乱図(「あばれ狼」収録) 池波正太郎 新潮文庫 文庫 ★★★☆☆
男の城(「あばれ狼」収録) 池波正太郎 新潮文庫 文庫 ★★★☆☆
真田信之―弟・幸村をしのぐ器量を備えた男 川村真二 PHP文庫 文庫 ★★★★★

 ■ 関連グッズ
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