真田三代記

真田三代記
真田三代、昌幸・幸村・大助があらんかぎりの知謀・奇略をもって、時の権力(徳川家康)に対抗する痛快歴史ロマン。猿飛佐助、霧隠才蔵、三好清海入道らの奇想天外な活躍で明治末から大正期にかけて爆発的な人気を呼んだ「立川文庫」”真田編”のネタ本「真田三代記」が、土橋治重の名訳で現代によみがえる。






時代:1529年(亨録二年)〜1616年(元和二年)
著者:土橋治重
出版:PHP文庫
発行:1989年7月

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 ■ 上総介の評価 ★★★☆☆

 この本は元禄時代からあとに書かれた「校訂真田三代記」を著者の歴史解釈をまじえた読み物です。内容は史実からみておかしいところやフィクションが多々ありますが、反徳川的で国民的英雄を望んだこの時代の人々が写本として受け継いできたものなので、そういう前提でよむことをお勧めします。

 ■ 主人公
真田昌幸(さなだまさゆき) 真田幸村(さなだゆきむら)


 ■ 脇役
真田大助(さなだだいすけ) 徳川家康(とくがわいえやす)

 ■ 登場する武将
相木森之助(あいきもりのすけ) 真田幸隆(さなだゆきたか)
山本勘介(やまもとかんすけ) 武田晴信(たけだはるのぶ)
須野原若狭守(すのはらわかさのかみ) 須野原惣左衛門(すのはらそうざえもん)
村上義清(むらかみよしきよ) 武田勝頼(たけだかつより)
高坂弾正(こうさかだんじょう) 上杉謙信(うえすぎけんしん)
豊臣秀吉(とよとみひでよし) 由利鎌之助(ゆりかまのすけ)
穴山小助(あなやまこすけ) 真田信之(さなだのぶゆき)
石田三成(いしだみつなり) 直江兼続(なおえかねつぐ)
徳川秀忠(とくがわひでただ) 明石掃部介(あかしかもんのすけ)
後藤又兵衛(ごとうまたべえ) 長宗我部盛親(ちょうそかべもりちか)
塙団右衛門(ばんだんえもん) 豊臣秀頼(とよとみひでより)
木村重成(きむらしげなり) 松平忠昌(まつだいらただまさ)
小幡勘兵衛(おばたかんべえ) 真田信伊(さなだのぶただ)
岡部大学(おかべだいがく) 安藤長三郎(あんどうちょうさぶろう)
大久保彦左衛門(おおくぼひこざえもん) 伊藤団右衛門(いとうだんえもん)
御宿勘兵衛(みしゅくかんべえ) 本多忠朝(ほんだただとも)
三好清海入道(みよしせいかいにゅうどう) *三好伊三入道(みよしいぞうにゅうどう)
*原隼人正(はらはやとのしょう) 速水甲斐守(はやみかいのかみ)
根津甚八(ねずじんぱち)


 ■ その他の登場人物
おすみ 淀殿(よどどの)
常光院(じょうこういん) 宮内卿の局(くないきょうのつぼね)
大蔵の局(おおくらのつぼね)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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