| 武田勝頼（たけだかつより） １５４６～１５８２ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
 武田信玄の四男、幼名・四郎。諏訪四郎。伊奈四郎。母は諏訪頼重の娘。十七歳で元服し、諏訪の名跡を継いで永禄五年、信濃・伊那郡高遠城主となる。 天正元年、父の死で家督を相続し、遠江・高天神城を落とし気鋭ぶりを示した。 ついで三河長篠城を包囲。家康の拠る吉田城を攻めるが、天正三年に家臣の反対を押し切って長篠城外の設楽原で織田・徳川連合軍と戦って大敗。内政的にも重臣層の支持を得られず、家臣団に分裂の兆候が起こった。 天正六年、越後上杉氏の後継問題に介入。上杉景勝を押したことから、上杉景虎を支援する相模・北条氏と対立した。 上杉景勝と同盟して失地回復を図るが、家康軍に遠江・高天神城を落とされ、家中の信望を完全に失う。 同九年に甲府のつつじが崎館を捨て韮崎に新府城を築いたが、完成前に木曾義昌に叛逆され、ついで穴山梅雪にも叛かれる。 彼らの手引きで侵攻してきた織田・徳川軍を防ぎきれず、天正十年三月に甲斐・天目山で一族と共に自害した。 妻：織田信長の養女、北条氏康の娘 父：武田信玄（晴信） 子：信勝、勝親 兄弟：義信（兄）、信親（兄）、信之（兄）、盛信（弟・仁科家）、信貞（弟・葛山家）、信清（弟・安田家）、その他女子六名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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