武田信玄

　武田信玄

武田信玄
佐竹申伍
PHP研究所 1992-07

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戦国乱世にその名を轟かせた希代の戦術家・武田信玄。武田家嫡男として生まれながら、「異相の子」として父・信虎に冷遇された晴信(のちの信玄)は、二十一歳にして父を駿河に追放、甲斐国の領主として立つ。北に上杉謙信、西に織田信長、南に若き徳川家康。無敵の武田軍を率い、割拠する勇将たちと覇を競いあったその野望と栄光の生涯を、雄渾な筆致で描く。

時代：1521年（大永元年）～1582年（天正元年）
著者：佐竹申伍
出版：PHP文庫
発行：1992年7月

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■　上総介の評価　★★☆☆☆
タイトルは武田信玄だが、前半は武田信虎、後半は武田勝頼を中心とした小説。信玄を中心とした前後二代の武田家を通しで楽しめる本です。
■　主人公
武田信玄（たけだしんげん）

■　脇役
武田信虎（たけだのぶとら）	武田勝頼（たけだかつより）

■　登場する武将
板垣信形（いたがきのぶかた）	今川義元（いまがわよしもと）
諏訪頼重（すわよりしげ）	甘利虎泰（あまりとらやす）
飫富虎昌（おぶとらまさ）	穴山信友（あなやまのぶとも）
馬場信春（ばばのぶはる）	＊今井市郎（いまいいちろう）
駒井高白斎（こまいこうはくさい）	村上義清（むらかみよしきよ）
小山田信有（おやまだのぶあり）	小笠原長時（おがさわらながとき）
上杉謙信（うえすぎけんしん）	北条氏康（ほうじょううじやす）
高坂弾正（こうさかだんじょう）	武田信繁（たけだのぶしげ）
武田義信（たけだよしのぶ）	山県昌景（やまがたまさかげ）
＊野田掃部助（のだかもんのすけ）	織田信長（おだのぶなが）
今川氏真（いまがわうじざね）	北条氏政（ほうじょううじまさ）
徳川家康（とくがわいえやす）	足利義昭（あしかがよしあき）
酒井忠次（さかいただつぐ）	鳥居強右衛門（とりいすねえもん）
秋山信友（あきやまのぶとも）	上杉景勝（うえすぎかげかつ）
岡部丹波守（おかべたんばのかみ）	木曽義昌（きそよしまさ）
武田信勝（たけだのぶかつ）	小山田信茂（おやまだのぶしげ）

■　その他の登場人物
たま	泰子（やすこ）
ねね

＊印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人