武田信玄

4167112302 武田信玄 (風の巻)
新田 次郎
文芸春秋 2005-04

by G-Tools

狂乱の日々を送り、民に恨みの声をあげさせていた父・武田信虎を追放して甲斐の国の主となった信玄は、信濃の国に怒涛の進撃をはじめた。諏訪頼重を甲斐に幽閉し小笠原長時を塩尻峠に破り、さらに村上義清を砥石城に攻略する。信玄は天下統一を夢みて、京都に上ろうと志す。雄大な構想で描く大河小説の第一巻。

4167112310 武田信玄 (林の巻)
新田 次郎
文芸春秋 2005-04

by G-Tools

天才的な知略によって、信濃の国を平定した信玄の野望は、あくまでも京都に上って天下に号令することである。同じ野望の今川義元がまず上洛の軍を起こすが、桶狭間の戦いで織田信長にはばまれる。信玄を牽制するのは越後の上杉謙信である。信玄はいまや謙信と宿命の対決を迎えようとしている。著者会心の大河小説第二巻。

4167112329 武田信玄 (火の巻)
新田 次郎
文芸春秋 2005-05

by G-Tools

川中島の大会戦に勝利を得た信玄は、天下に号令する道を一歩一歩確実に進んでゆく。しかし、長男の義信との仲が思わしくなく、やがて信玄は苦悩のすえ、親子の縁を断つのである。後継者を愛する湖衣姫との間にできた勝頼と決めた信玄は、強敵北条氏を追いおとすために、関東に軍を進め、小田原城に迫る。

4167112337 武田信玄 (山の巻)
新田 次郎
文芸春秋 2005-05

by G-Tools

甲州・信州の全域をわがものとして、さらに駿河府中をおさえた信玄は、いよいよ京都にのぼろうとするが、織田信長に先をこされてしまい焦るばかりだ。その上、年来の病が身をしばりつける。合理的な戦術によって、戦争に転機をもたらした名将・武田信玄の生涯を描いた長篇三千枚が完結する第四巻。


時代:1541年(天文十年)〜1573年(天正元年)
著者:新田次郎
出版:文春文庫
発行:2005年4月

以下の書店で購入できます。


Amazon.co.jp アソシエイト
武田信玄(風の巻)
武田信玄(林の巻)
武田信玄(火の巻)
武田信玄(山の巻)
を買う


セブンアンドワイトップページ
武田信玄(風の巻)
武田信玄(林の巻)
武田信玄(火の巻)
武田信玄(山の巻)
を買う



武田信玄(風の巻)
武田信玄(林の巻)
武田信玄(火の巻)
武田信玄(山の巻)

を買う



武田信玄(風の巻)
武田信玄(林の巻)
武田信玄(火の巻)
武田信玄(山の巻)
を買う


 ■ 上総介の評価 ★★★★☆

 88年に中井貴一が主役を演じた大河ドラマ「武田信玄」の原作本。最近再販された。新田次郎氏が10年かけて書いたという長篇の大作。川中島の戦闘シーンは迫力あります。「今宵はここまでに致しとうござりまする。」とは出てきませんが。

 ■ 主人公
武田信玄(たけだしんげん)


 ■ 脇役
板垣信方(いたがきのぶかた) 山本勘助(やまもとかんすけ)
駒井高白斎(こまいこうはくさい) 上杉謙信(うえすぎけんしん)
武田勝頼(たけだかつより) 馬場美濃守(ばばみののかみ)
山県昌景(やまがたまさかげ)

 ■ 登場する武将
*石和甚三郎(いさわじんざぶろう) *塩津与兵衛(しおずよへえ)
*倉科三郎左衛門(くらしなさぶろうざえもん) *倉科源九郎(くらしなげんくろう)
今井兵部(いまいひょうぶ) 武田信繁(たけだのぶしげ)
今川義元(いまがわよしもと) 諏訪頼重(すわよりしげ)
武田信虎(たけだのぶとら) 甘利虎泰(あまりとらやす)
諏訪頼高(すわよりたか) 禰津元直(ねづもとなお)
大月平左衛門(おおつきへいざえもん) 千野伊豆入道(ちのいずにゅうどう)
古川小平太(ふるかわこへいた) *鎌田五郎(かまたごろう)
飯富兵部(おぶひょうぶ) 禰宜満清(ねぎみつきよ)
千野南明庵(ちのなんみょうあん) 真田幸隆(さなだゆきたか)
大井貞隆(おおいさだたか) 横田高松(よこたたかとし)
多田三八(たださんはち) *日向文斎(ひなたぶんさい)
初鹿野伝右衛門(はじかのでんえもん) 村上義清(むらかみよしきよ)
小笠原長時(おがさわらながとき) *坂西時重(ばんざいときしげ)
諏訪満隆(すわみつたか) 原加賀守(はらかがかみ)
*矢島頼光(やじまよりみつ) 小山田信有(おやまだのぶあり)
*鎌田十郎左衛門(かまたじゅうろうざえもん) *屋台又六(やたいまごろく)
*角間七郎兵衛(かくましちろべえ) 山田国政(やまだくにまさ)
矢沢総重(やざわふさしげ) 大須賀久兵衛(おおすがきゅうべえ)
*岡部美濃守(おかべみのかみ) 上杉憲政(うえすぎのりまさ)
小岩嶽図書(こいわだけずしょ) 木曾義康(きそよしやす)
油川源左衛門(あぶらかわげんざえもん) 出浦重兵衛(いずうらじゅうべえ)
*倉科重兵衛(くらしなじゅうべえ) *中沢豊蔵(なかざわとよぞう)
直江実綱(なおえさねつな) 武田義信(たけだよしのぶ)
北条氏康(ほうじょううじやす) 太原崇孚(たいげんすうふ)
甘利左衛門尉(あまりさえもんのじょう) 三村長親(みむらながちか)
*落合二郎左衛門尉(おちあいじろうざえもんのじょう) *落合遠江守(おちあいとおとうみのかみ)
*今野昌八郎(こんのしょうはちろう) 簗田政綱(やなだまさつな)
織田信長(おだのぶなが) 葛山信貞(かつらやまのぶさだ)
吉田氏好(よしだうじよし) 成田長康(なりたながやす)
太田資正(おおたすけまさ) 諸角豊後守(もろずみぶんごのかみ)
*初鹿野伝左衛門(はじかのでんざえもん) 柿崎景家(かきざきかげいえ)
小山田信茂(おやまだのぶしげ) 武田信廉(たけだのぶかど)
穴山信君(あなやまのぶきみ) *軽井沢貞光(かるいざわさだみつ)
米倉晴継(よねくらはるつぐ) 大道寺政繁(だいどうじまさしげ)
松田憲秀(まつだのりひで) 織田掃部(おだかもん)
内藤修理(ないとうしゅり) 上泉秀綱(かみいずみひでつな)
藤井正安(ふじいまさやす) 後閑信純(ごかんのぶずみ)
穴山彦八郎(あなやまひこはちろう) 上野介信友(こうずけのすけのぶとも)
酒井忠次(さかいただつぐ) 今川氏真(いまがわうじざね)
徳川家康(とくがわいえやす) 秋山信友(あきやまのぶとも)
河窪信実(かわくぼのぶざね) 武田信豊(たけだのぶとよ)
北条氏政(ほうじょううじまさ) 富士信忠(ふじのぶただ)
初鹿野伝右衛門(はじかのでんえもん) 跡部勝資(あとべかつすけ)
北条氏照(ほうじょううじてる) 北条綱成(ほうじょうつなしげ)
*高間雄斎(たかまゆうさい) 岡部正綱(おかべまさつな)
伊丹康直(いたみやすなお) 曾根内匠(そねたくみ)
真田昌幸(さなだまさゆき) 北条高広(きたじょうたかひろ)
土屋貞綱(つちやさだつな) *向山久兵衛(こうやまきゅうべえ)
松永久秀(まつながひさひで) 江馬時盛(えまときもり)
江馬輝盛(えまてるもり) 山村良利(やまむらよしとし)
椎名康胤(しいなやすたね) 木下藤吉郎(きのしたとうきちろう)
本多忠勝(ほんだただかつ) *小島権六(こじまごんろく)
中根正昭(なかねまさあき) 内藤信成(ないとうのぶなり)
石川数正(いしかわかずまさ) 鳥居忠広(とりいただひろ)
佐久間信盛(さくまのぶもり) 平手汎秀(ひらてひろひで)
*小栗忠蔵(おぐりちゅうぞう)


 ■ その他の登場人物
三条氏(さんじょうし) *おここ
里美(さとみ) 湖衣姫(こいひめ)
*立木仙元(たちきせんげん) 禰々(ねね)
*丹波弥十郎(たんばやじゅうろう) *百川数右衛門(ももかわかずえもん)
*鳳栖(ほうせい) *大蔵宗右衛門(おおくらそうえもん)
恵理(えり) *多津(たつ)
岐秀(ぎしゅう) *権阿弥(ごんあみ)
*風間勘兵衛(かざまかんべえ) *駒沢七郎(こまざしちろう)
御宿監物(みしゅくけんもつ) *あかね
*百川宮内(ももかわくない) *阿弥(あや)
*寺島甫庵(てらしまほあん) *奥山庄兵衛(おくやましょうべえ)
*顕証寺法真(けんしょうじほうしん) *品証寺実音(ほんしょうじじつおん)
*教念(きょうねん) *市川十郎右衛門(いちかわじゅうろうえもん)
*正覚院豪盛(しょうかくいんごうせい) *満盛院亮信(まんせいいんすけのぶ)
覚恕(かくじょ) 茶屋四郎次郎(ちゃやしろじろう)
*師慶(しけい) ゆう

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

HOMEへ戻る 【戦国本一覧

2005.09.05
Copyright 2005 All rights reserved. Produced by Kazusanosuke