| 本多正信（ほんだまさのぶ） １５３８〜１６１６ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
 本多俊正の子。幼名・弥八郎。佐渡守幼少より徳川家康に仕えたが、鷹匠という身分の低いものだった。次第に一向宗にのめり込み、三河一向一揆に参加して徳川家と争う。一揆が鎮圧された後は大和・松永久秀に仕えた。久秀が三好三人衆と将軍・足利義輝を殺害すると、大和を去り、加賀一向一揆の部将となった。 後に大久保忠世の取り成しで徳川家に帰参。戦での武者働きは得意でなく、家康の参謀となる。本能寺の変後は甲斐奉行となり、後に従五位下佐渡守に任ぜられる。 徳川家が関東に転封となると、上野で一万石を与えられた。青山忠成らと共に、関東総奉行に任ぜられ、江戸市街地の造成工事で活躍。関ヶ原後は大名の領地入れ替えの指揮を執り、徳川政権の基礎を作る。 家康が駿府で大御所政治をはじめると、江戸で秀忠の側近となり家康の秀忠操縦役となる。また秀忠の側近、大久保忠隣を追い落として江戸政権で絶大な権力を振るう。 大坂の陣では子の正純を使って豊臣家の滅亡を謀る。家康の死直後に没す。 妻：？ 父：本多俊正 子：正純、政重（倉橋家養子）、忠純 兄弟：重貞（兄）、正重（弟） | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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