家康と正信 最後に笑った主役と名補佐役

4569608655家康と正信―最後に笑った主役と名補佐役
童門 冬二
PHP研究所 1999-11

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「なんとしても、わがあるじに天下をとらせてやりたい。そのためには、あの秀吉に負けない権謀術数を磨かなければ」―正信は最近、ようやくこのことの面白味がわかりかけてきていた。一度は家康に弓を引きながら、許しを得て、ついには家康最大の腹心となった本多正信。類い稀な着想と企画力を武器に、徳川政権の地位を不動のものとした名参謀、その独創的生き方とは。



時代:1548年(天文十七年)〜1616年(慶長二十年)
著者:童門冬二
出版:PHP研究所
発行:1999年11月


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 ■ 上総介の評価 ★★★☆☆

 徳川家康の名補佐役・本多正信の行動を、主君家康の頭脳の一部に入り込んで行動するという決意と捉えています。確かに家康が直接行動するよりも正信が行うことによって譜代の不平・不満の矛先となり、徳川家の体勢を確固たるものとしたというのは説得力があります。童門さんの本は組織としての人物の必要性をわかりやすく説明し、現代のビジネスの参考とするような読み方ができるのでビジネスマンにお勧めの作家と思います。

 ■ 主人公
本多正信(ほんだまさのぶ)

 ■ 脇役
徳川家康(とくがわいえやす)

 ■ 登場する武将
本多正純(ほんだまさずみ) 今川義元(いまがわよしもと)
大原雪斎(たいげんせっさい) 本多平八郎(ほんだへいはちろう)
織田信長(おだのぶなが) 酒井忠次(さかいただつぐ)
徳川信康(とくがわのぶやす) 大久保忠世(おおくぼただよ)
大久保忠隣(おおくぼただちか) 穴山信君(あなやまのぶきみ)
柴田勝家(しばたかついえ) 丹羽長秀(にわながひで)
織田信孝(おだのぶたか) 前田利家(まえだとしいえ)
織田信雄(おだのぶかつ) 佐々成政(さっさなりまさ)
豊臣秀吉(とよとみひでよし) 本多重次(ほんだしげつぐ)
伊達政宗(だてまさむね) 服部半蔵(はっとりはんぞう)
石田三成(いしだみつなり) 徳川秀忠(とくがわひでただ)
大久保長安(おおくぼながやす)


 ■ その他の登場人物
築山殿(つきやまどの)


*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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