下天は夢か
下天は夢か 一 (角川文庫)
津本 陽
角川グループパブリッシング 2008-10-25
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群雄割拠する戦国の世に、尾張半国を斬り従えて頭角を現した父・織田信秀は、国主大名へと成り上がる野望を果たせず病没した。内外を敵に囲まれて跡目を継いだ信長は、内戦を勝ち抜き、ついに強敵・今川義元を桶狭間に討ち取ると、美濃攻略に取りかかる。天下への大きな一歩を踏み出そうとしていた…。革命児・織田信長の素顔に迫り、空前のブームを巻き起こした記念碑的大作。文字が大きく読みやすい角川文庫版。
下天は夢か 二 (角川文庫)
津本 陽
角川グループパブリッシング 2008-10-25
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尾張を統一した織田信長は、宿敵・斎藤氏を滅ぼし美濃を攻略した。木下藤吉郎が次第に頭角を現す。心の安らぎであった愛妾・吉野が世を去り、岐阜に居を移した信長は楽市・楽座など画期的政策を導入、「天下布武」を鮮明にする。近江の浅井長政に妹・お市を嫁がせると、明智光秀の要請を容れ、ついに足利義昭を奉じ上洛を果たす。信長の軍略・政策を明らかにした津本歴史文学の最高傑作。文字が大きく読みやすい角川文庫版。
下天は夢か 三 (角川文庫)
津本 陽
角川グループパブリッシング 2008-11-22
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本願寺率いる一向一揆との泥沼の戦いが信長を待ち受けていた。将軍・足利義昭は、信長を失脚させようと陰謀をめぐらす。敵対勢力の拠点と化した比叡山延暦寺を焼討ちにより殲滅するが、三方ケ原では徳川家康との連合軍が武田信玄に大敗。信玄の急死で辛くも窮地を脱した信長はついに義昭を追放し、浅井・朝倉討滅を果たす。戦いに明け暮れる信長の胸中に、暗い猜疑心が次第に大きく渦巻いていく…。日本の歴史文学史上に輝く傑作。
下天は夢か 四 (角川文庫)
津本 陽
角川グループパブリッシング 2008-11-22
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長篠で武田騎馬隊を撃破した信長は、一向一揆を率いる石山本願寺攻めに取りかかる。安土城を拠点に、諸国からもたらされる情報を分析し、天下政権の確立に向けて次の作戦を練り上げてゆく。中国路で戦果を挙げた羽柴秀吉が寵を集める一方で、信長の猜疑心深い暗黒の性格は、次第に制御を失いつつあった…。信長の思考、行動に、緻密なままでの分析を試みつつ壮大なスケールの戦国小説として描ききった歴史文学の最高傑作、完結。
時代:1549年(天文十八年)〜1582年(天正十年)
著者:
津本陽
出版:角川文庫
発行:2008年11月
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上総介の評価
★★★☆☆
織田信長の家督相続から本能寺の変までを描いた長編小説です。昭和六十一年十二月から日本経済新聞で九百五十二回連載された、信長ブームの火付け役の本。会話が尾張言葉で慣れない人には違和感があるかも。でもこの本のおかげで当時は銀座社交場では名古屋弁が流行したようです。個人的な信長像として、浅井長政を滅ぼすまでは大変好感が持てるが、それ以降の疑り深さや狂気をおびた行動には残念でならないです。その契機となった出来事などが作者の推理として書かれてます。
■
主人公
織田信長
(おだのぶなが)
■
脇役
蜂須賀小六
(はちすかころく)
吉野
(きつの)
羽柴藤吉郎
(はしばとうきちろう)
徳川家康
(とくがわいえやす)
明智光秀
(あけちみつひで)
足利義昭
(あしかがよしあき)
おなべ
■
登場する武将
平手政秀
(ひらてまさひで)
林通勝
(はやしみちかつ)
織田信秀
(おだのぶひで)
織田信光
(おだのぶみつ)
前田犬千代
(まえだいぬちよ)
富樫惣兵衛
(とがしそうべえ)
生駒八右衛門
(いこまはちえもん)
森可成
(もりよしなり)
坂井大膳
(さかいだいぜん)
平手長政
(ひらてながまさ)
*坂戸与右衛門(さかどよえもん)
柴田権六
(しばたごんろく)
堀田道空
(ほったどうくう)
斎藤道三
(さいとうどうさん)
安藤伊賀守
(あんどういがのかみ)
前野将右衛門
(まえのしょうえもん)
佐々内蔵助
(さっさくらのすけ)
織田信清
(おだのぶきよ)
佐久間盛重
(さくまもりしげ)
今川義元
(いまがわよしもと)
簗田弥次右衛門
(やなだやじえもん)
桑原甚内
(くわはらじんない)
岡部元信
(おかべもとのぶ)
伊木清兵衛
(いきせいべえ)
坪内勝定
(つぼうちかつさだ)
羽柴秀長
(はしばひでなが)
細川藤孝
(ほそかわふじたか)
浅井長政
(あざいながまさ)
遠藤喜右衛門
(えんどうきえもん)
浅井久政
(あざいひさまさ)
六角承禎
(ろっかくじょうてい)
松永久秀
(まつながひさひで)
竹中半兵衛
(たけなかはんべえ)
加藤作内
(かとうさくない)
雑賀孫一
(さいがまごいち)
蜂屋頼隆
(はちやよりたか)
織田信治
(おだのぶはる)
織田信興
(おだのぶおき)
坂井政尚
(さかいまさなお)
丹羽長秀
(にわながひで)
佐久間信盛
(さくまのぶもり)
村井貞勝
(むらいさだかつ)
内藤信成
(ないとうのぶなり)
本多平八郎
(ほんだへいはちろう)
大久保忠正
(おおくぼただまさ)
武田信玄
(たけだしんげん)
石川数正
(いしかわかずまさ)
鳥居信元
(とりいのぶもと)
内藤正成
(ないとうまさなり)
榊原康政
(さかきばらやすまさ)
夏目吉信
(なつめよしのぶ)
三淵藤英
(みぶちふじひで)
朝倉義景
(あさくらよしかげ)
印牧弥六左衛門
(かねまきやろくざえもん)
朝倉景鏡
(あさくらかげあき)
前波吉継
(まえなみよしつぐ)
浅井石見守
(あさいいわみのかみ)
赤尾美作守
(あかおみまさかのかみ)
下間頼旦
(しもつまらいだん)
奥平貞能
(おくだいらさだよし)
武田信豊
(たけだのぶとよ)
大賀弥四郎
(おおがやしろう)
武田勝頼
(たけだかつより)
鳥居強右衛門
(とりいすねえもん)
荒木村重
(あらきむらしげ)
九鬼嘉隆
(くきよしたか)
浅野弥兵衛
(あさのやへえ)
別所吉親
(べっしょよしちか)
酒井忠次
(さかいただつぐ)
筒井順慶
(つついじゅんけい)
長谷川秀一
(はせがわひでかず)
堀秀政
(ほりひでまさ)
織田信忠
(おだのぶただ)
小山田信茂
(おやまだのぶしげ)
■
その他の登場人物
濃姫
(のうひめ)
ルイス・フロイス
今井宗久
(いまいそうきゅう)
吉田兼見
(よしだかねみ)
本願寺顕如
(ほんがんじけんにょ)
山科言継
(やましなときつぐ)
お市
(おいち)
おね
オルガンチーノ
*無辺(むへん)
教如
(きょうにょ)
*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人
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