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 竹中重治(たけなかしげはる) 1544〜1579 竹中半兵衛

竹中遠江守重元の嫡男。通称・半兵衛。美濃三人衆の一人・安藤守就の女婿。
父の死後菩提山城主となり、美濃の斎藤龍興に仕える。ところが主人の倣岸さに失望し、その行動を諌めるために、永禄七年、たったの十六人(一説に十七人)でその居城稲葉山城を乗っ取るという神業をやってのけた。
当時美濃への侵攻を考えていた尾張の織田信長は、美濃半国と引き換えに稲葉山城を明け渡すように半兵衛にせまったが、半兵衛はこれを拒否。翌年には龍興に城を返し隠遁した。
その後秀吉の執拗な勧誘に折れ、永禄十年にその与力となる。秀吉のもとで軍師としてその力を遺憾無く発揮し、その名を高めた。
秀吉が中国征伐の主将を命ぜられると、これにも従軍。その参謀となって大いに活躍し、播磨福岡城、備前八幡山城を説得して味方とした。
しかし播州三木城包囲攻めの最中に、付城の平山城の本陣において発病。
秀吉の勧めで京都へ療養に赴いたが、回復の望み無しと悟り、「陣中に没する事こそ武士の本懐」と言って戦場に戻り、天正七年六月十三日に平山の陣中で没した。三十五歳。





妻:安藤守就の娘
父:竹中重元
子:重門
兄弟:重矩(弟)


 ■ 主役の本
鬼骨の人(「鬼骨の人」収録) 津本陽 角川文庫 文庫 ★★★☆☆
軍師竹中半兵衛 笹沢左保 角川文庫 文庫 ★★★★★
軍師の門 火坂雅志 角川学芸出版 上・下巻
士、意気に感ず―小説・竹中半兵衛 郡順史 春陽堂書店 文庫
生涯一軍師にて候(「慶喜残暦」収録) 八尋舜右 中公文庫 文庫 ★★★☆☆
城取りの家(「城取りの家」収録) 南原幹雄 角川文庫 文庫
竹中半兵衛 歴史街道編集部 歴史街道編集部
竹中半兵衛 高橋和島 学習研究社 ★★★★☆
竹中半兵衛 高橋和島 学研M文庫 文庫
竹中半兵衛(「戦国の軍師たち」収録) 堀和久 文春文庫 文庫 ★★★☆☆
竹中半兵衛(「柳生但馬守」収録) 柴田錬三郎 文春文庫 文庫 ★★★☆☆
竹中半兵衛と黒田官兵衛―秀吉に天下を取らせた二人の軍師 嶋津義忠 PHP文庫 文庫 ★★★★☆
竹中半兵衛のすべて 池内昭一 新人物往来社
竹中半兵衛―秀吉の天下奪りを熱望した名補佐役 三宅孝太郎 幻冬舎文庫 文庫
竹中半兵衛 秀吉を天下人にした軍師 八尋舜右 PHP文庫 文庫 ★★★★☆
乱世を勝ち抜く参謀学―秀吉を天下人にした半兵衛と官兵衛 加来耕三 二見書房
わかれ―半兵衛と秀吉 谷口純 東洋出版
 ■ 脇役の本
軍師官兵衛 岳宏一郎 講談社文庫 上・下巻 文庫 ★★★★☆
乱世が好き 岳宏一郎 毎日新聞社 上・下巻 ★★★★☆
蜂須賀小六 戸部新十郎 光文社文庫 1〜3 文庫 ★★★☆☆
秀吉謀反 異説・本能寺の変 土岐信吉 河出書房新社 ★★★☆☆
幻の軍師(「壮心の夢」収録) 火坂雅志 徳間書店 ★★★★★
小六と藤吉郎-天下取り木曽川川並衆 大栗丹後 実業之日本社 ★★★☆☆
黒田如水 吉川英治 吉川英治歴史時代文庫 文庫 ★★★★☆
城盗り藤吉郎 岡田秀文 ハルキ文庫 文庫 ★★★★☆

 ■ 関連グッズ
戦国武将フィギュアと戦国データが詰まった
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