小六と藤吉郎 天下取り木曽川川並衆

4408591890 小六と藤吉郎―天下取り木曽川川並衆
大栗 丹後
有楽出版社 2003-04

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戦国時代、木曽川筋の舟の運行を掌握している川並衆を味方に付けようと、織田と斎藤が争っていた。新資料をもとに書き下ろす、美濃国木曽川を舞台にくり広げられる戦国人間絵巻。


時代:1555年(天文二十四年)〜1582年(天正十年)
著者:大栗丹後
出版:実業之日本社
発行:2003年4月

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 ■ 上総介の評価 ★★★☆☆

 タイトルの通り、蜂須賀小六と木下藤吉郎を主人公とした書き下ろし小説ですが、読んでみると小六を棟梁とした蜂須賀党をはじめとした川並衆といわれる木曽川の野武士を中心とした物語です。この時代の秀吉はどの本でも良い人物として描かれてます。それを支えた譜代と言っても良い前野氏などは秀吉の晩年の狂気に巻き込まれて悲惨な目に遭ってしまうので、可愛そうですね。

 ■ 主人公
木下藤吉郎(きのしたとうきちろう) 蜂須賀小六(はちすかころく)

 ■ 脇役
織田信長(おだのぶなが) 竹中半兵衛(たけなかはんべえ)

 ■ 登場する武将
斎藤道三(さいとうどうさん) 生駒家宗(いこまいえむね)
生駒家長(いこまいえなが) 前野長康(まえのながやす)
前田利家(まえだとしいえ) 坪内勝定(つぼうちかつさだ)
柴田勝家(しばたかついえ) 伊木清兵衛(いきせいべえ)
明智光秀(あけちみつひで)

 ■ その他の登場人物
*森真之丞(もりしんのじょう) *加藤一太郎(かとういちたろう)
*松原内匠(まつばらたくみ) *河田昭兵衛(かわだしょうべえ)
*足立孝左衛門(あだちたかざえもん) *広江正之進(ひろえまさのしん)
*伏屋征之助(ふせやせいのすけ) *野田敏左衛門(のだとしざえもん)
*川瀬勝右衛門(かわせしょうえもん) 吉乃(きつの)
*ひろ *みえ
ねね *まつ

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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