| お市の方（おいちのかた） １５４７？〜１５８３ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
 織田信秀の五女。母はわかっていない。織田信長の妹。お谷の方。絶世の美女であったといわれ、信長の政略により浅井長政に嫁ぎ、織田家と浅井家は同盟を結んだ。 長政との間は円満で、子を四人もうける。しかし信長が越前・朝倉義景を攻めたため、長政は信長との同盟を破棄して叛旗をひるがえし、朝倉攻めを行っていた織田軍を挟撃する動きを見せた。このときお市は、「小豆袋」で信長に危機を伝えたというエピソードが残っている。 浅井家滅亡後に万福丸は羽柴秀吉によって磔にされ、万寿丸は密かに逃れて僧侶となったという。 お市は娘・茶々（淀殿）、お初、お江とともに織田家に戻り、兄・織田信包のもとに暮らした。 本能寺の変で信長が没したのち、織田信孝の斡旋で柴田勝家に嫁ぐ。しかし賤ヶ岳の戦いで敗れた勝家と共に自害した。 夫：浅井長政、柴田勝家 父：織田信秀 子：万福丸（実の子ではない）、万寿丸、茶々（豊臣秀吉妻）、お初（京極高次妻）、お江（佐治一成妻、豊臣秀勝妻、徳川秀忠妻） 兄弟：信広（兄）、信長（兄）信行（兄・信勝）、信包（兄）、信治（兄）、信時（兄）、信興（兄）、秀孝（兄）、秀成（兄）、信照（兄）、長益（弟・有楽斎）、長利（弟）、その他姉妹が十から十二人 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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