北条氏康の子。六、七、八男説など諸説あり。北条氏秀と同一人物だと言われてきたが、近年別人だという説が出ている
三国同盟（甲駿越）で武田信玄の人質となり、同盟破綻後は帰国し北条幻庵の養子となった
上杉謙信と北条氏康の越相同盟により上杉謙信の人質となる
謙信の寵愛を受け養子となり上杉政景の娘（景勝の妹）と結婚させ上杉三郎景虎を名乗る
上杉謙信死後の御館の乱で上杉景勝に敗れて鮫ヶ尾城主堀尾宗親を頼る
しかし宗親が離反し鮫ヶ尾城で自害した

上田重元の子で父が若くして病死したため、祖父重氏に育てられた。佐太郎重安
丹羽長秀の与力として越前西方一万石。秀吉の遠縁・京都所司代杉原家次の娘を妻にする
豊臣秀吉から豊臣の姓を与えられ摂津代官として秀吉に近侍
関ヶ原では行きがかり上、西軍につき小松城の旧主丹羽長重の下に入る
戦後小松城から逐電し妻の弟・杉原長房を頼り豊岡城に入る
北政所のとりなしで所領召し上げの上、向後お咎めなしとなり出家して宗箇と名乗る
その後蜂須賀家政の客分となり、浅野幸長に一万石で召抱えられ一族を率いて和歌山城下に移住
大坂冬の陣での先陣を任されなかったことに不満を抱き浪人
大坂夏の陣の樫井村の戦いに浪人の身分のまま参戦し一番槍の功名をあげるが、浅野長晟に認められず高野山に登る
徳川家康の意向により尾張中将・徳川義直の名古屋城二の丸・三の丸の庭園の作庭を行った
その後徳川秀忠の命により浅野長晟が宗箇の一番槍を認め、浅野家に帰参し家老となり上田主水正と名乗る