無惨や二郎信康

無惨や二郎信康
無惨や二郎信康 南条 範夫

双葉社 1991-10
売り上げランキング :


Amazonで詳しく見る
by G-Tools

足利氏の支流で、丹後・若狭の守護となった名族一色家の出で、北野一色家を継いだ二郎信康は、南朝の遺臣と結んで謀叛を企てたとの理由で花の御所で誅殺されたことになっているが、全く別の史料もあり、それによると二郎信康は丹後の竹野川畔で惨殺されたとある。どちらが本当か?一色二郎信康の死をめぐる謎に迫る表題作のほか、6篇を収録。


以下収録作品
無惨や二郎信康
奇妙な武将
戦国武士
武将奸謀
管領を狙う剣士
小少将の墓は何処ぞ
美童ありて


時代:1434年(永享六年)〜1614年(慶長十九年)
著者:南條範夫
出版:双葉文庫
発行:1991年10月

ふたりの信康とふたりの徳姫ふたりの信康とふたりの徳姫
南条 範夫

by G-Tools

以下の書店で購入できます。


Amazon.co.jp アソシエイト
無惨や二郎信康
 を買う


セブンアンドワイトップページ
無惨や二郎信康
 を買う



無惨や二郎信康
を買う



無惨や二郎信康
を買う


 ■ 上総介の評価

 歴史小説と時代推理小説とからなる短編集。それでいてエンターテイメントとしても面白い。時代設定は室町から戦国時代。一色信康、山名禅高、斎藤内蔵助、宇喜多直家、滝川一益など、結構マイナーな武将を取り扱っている。

無惨や二郎信康 1434年(永享六年) ★★★☆☆
 ■ 主人公
一色信康(いっしきのぶやす)

 ■ 登場する武将
一色義貫(いっしきよしぬき) 足利義教(あしかがよしのり)
*吉良道昌(きらみちまさ)

 ■ その他の登場人物
*衛門七(えもしち) 徳姫(とくひめ)
竜全(りょうぜん) *小萩(こはぎ)

奇妙な武将 1561年(永禄四年)〜1614年頃(慶長十九年)
 
★★★★☆
 ■ 主人公
山名豊国(やまなとよくに)

 ■ 登場する武将
山名豊数(やまなとよかず) 森下道誉(もりしたどうよ)
中村春次(なかむらはるつぐ) 羽柴秀吉(はしばひでよし)
徳川家康(とくがわいえやす)

 ■ その他の登場人物
*阿与(あよ)

戦国武士 1570年(元亀元年)〜1580年(天正八年) ★★★☆☆
 ■ 主人公
斎藤利之(さいとうとしゆき)

 ■ 脇役
明智光秀(あけちみつひで)

 ■ 登場する武将
織田信長(おだのぶなが) 稲葉伊予守(いなばいよのかみ)
羽柴秀吉(はしばひでよし)

武将奸謀 1537年(天文六年)〜1582年(天正十年) ★★★★☆
 ■ 主人公
宇喜多直家(うきたなおいえ)

 ■ 登場する武将
島村豊後守(しまむらぶんごのかみ) 浦上宗景(うらがみむねかげ)
中山信正(なかやまのぶまさ) 宇喜多忠家(うきたただいえ)

 ■ その他の登場人物
*村野(むらの) *由江(ゆえ)

管領を狙う剣士 1582年(天正十年)〜1586年(天正十四年)
 
★★★★☆
 ■ 主人公
*富岡縫殿助(とみおかぬいのすけ)

 ■ 脇役
滝川一益(たきがわかずます)

 ■ 登場する武将
*富岡景元(とみおかかげもと) *上田与一郎(うえだよいちろう)

小少将の墓は何処ぞ 1548年(天文十七年)〜1578年(天正六年)
 
★★★☆☆
 ■ 主人公
小少将(こしょうしょう)

 ■ 脇役
朝倉義景(あさくらよしかげ)

 ■ 登場する武将
*鳥居義清(とりいよしきよ)

 ■ その他の登場人物
*玉女(たまじょ) *作右衛門(さくえもん)
*清次郎(せいじろう) *左衛門(さえもん)

美童ありて ?〜1571年(元亀二年) ★★★☆☆
 ■ 主人公
名古屋弥五郎(なごややごろう)

 ■ 脇役
斯波義銀(しばよしかね)

 ■ 登場する武将
梁田弥次右衛門(やなだやじえもん) 斯波義統(しばよしとも)
織田信友(おだのぶとも) 織田信長(おだのぶなが)
坂井大膳(さかいだいぜん)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

HOMEへ戻る 【戦国本一覧

2006.06.15
Copyright 2006 All rights reserved. Produced by Kazusanosuke