桔梗の旗風
桔梗の旗風 (上) (文春文庫 (282‐4))
南条 範夫
文芸春秋 1983-01
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本能寺に叛旗を翻し、主殺しの汚名に塗れた明智光秀。文武両道に秀で、繊細な神経をもつ彼が、なぜみじめな末路を辿らなければならなかったのか?信長幕下の将帥として征戦に寧日なき光秀の運命を狂わせたものは何か?その青春と恋、政治的活躍、暴君の下での苦悩を抉り、戦国武将の波瀾の生涯を浮き彫りにする長編歴史小説。
桔梗の旗風 (下) (文春文庫 (282‐5))
南条 範夫
文芸春秋 1983-01
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恋人・千草との再会、人質の義母を犠牲にした凄絶な攻城戦‥‥。激動の乱世にあって三十四万石の"大名"となった光秀だが、主君・信長との性格の乖離は埋め難く、その暴虐なしうちに怨虐はつのる。「君君たらざれば臣臣たらず」ついに主君弑虐の挙に出た光秀は、諸将の支援も得られぬまま破滅への道をひた走っていく‥‥。
時代:1556年(弘治二年)〜1587年(天正十五年)
著者:
南條範夫
出版:文春文庫
発行:1983年1月
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上総介の評価
★★★★☆
現在アイフルのCMソングで話題の明智光秀の長編小説です。この著者はその生い立ちがあまり分かっていない武将を題材に、想像力豊かな作品に仕上げます。特にこの作品は、光秀の初恋の人物・千草の波瀾の人生を通して、光秀の生涯を対照的に描いている部分が興味深かったです。
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主人公
明智光秀
(あけちみつひで)
■
脇役
織田信長
(おだのぶなが)
*千草(ちぐさ)
斉藤龍興
(さいとうたつおき)
足利義昭
(あしかがよしあき)
細川藤孝
(ほそかわふじたか)
■
登場する武将
斎藤道三
(さいとうどうさん)
可児才蔵
(かにさいぞう)
明智光安
(あけちみつやす)
藤田伝五
(ふじたでんご)
山岸光信
(やまぎしみつのぶ)
*岩藤高信(いわふじたかのぶ)
*岩藤勘兵衛(いわふじかんべえ)
斉藤義龍
(さいとうよしたつ)
長井隼人佐
(ながいはやとのすけ)
柴田権六
(しばたごんろく)
林通勝
(はやしみちかつ)
*長井飛騨守(ながいひだのかみ)
明智光春
(あけちみつはる)
明智光忠
(あけちみつただ)
妻木貞勝
(つまきさだかつ)
朝倉義景
(あさくらよしかげ)
朝倉土佐守
(あさくらとさのかみ)
日根野備中
(ひねのびっちゅう)
溝尾庄兵衛
(みぞおしょうべえ)
斎藤兵部少輔
(さいとうひょうぶしょうゆう)
猪子兵助
(いのこへいすけ)
浅井長政
(あざいながまさ)
遠藤喜右衛門
(えんどうきえもん)
佐久間信盛
(さくまのぶもり)
前田利家
(まえだとしいえ)
上野秀政
(うえのひでまさ)
三淵藤英
(みぶちふじひで)
上野清信
(うえのきよのぶ)
前波九郎兵衛
(まえなみくろべえ)
朝倉景鏡
(あさくらかげあき)
三好義継
(みよしよしつぐ)
細川忠興
(ほそかわただおき)
徳川家康
(とくがわいえやす)
松永久秀
(まつながひさひで)
*藤山軍兵衛(ふじやまぐんべえ)
森蘭丸
(もりらんまる)
武井夕庵
(たけいせきあん)
斎藤利三
(さいとうとしみつ)
波多野秀治
(はたのひではる)
安藤伊賀守
(あんどういがのかみ)
武田勝頼
(たけだかつより)
小山田信茂
(おやまだのぶしげ)
織田信忠
(おだのぶただ)
天野源右衛門
(あまのげんえもん)
村井貞勝
(むらいさだかつ)
羽柴秀吉
(はしばひでよし)
黒田官兵衛
(くろだかんべえ)
安国寺恵瓊
(あんこくじえけい)
福島正則
(ふくしままさのり)
■
その他の登場人物
小見の方
(こみのかた)
*芝辻理兵衛(しばつじりべえ)
おひろ
*定斎(ていさい)
お玉
(おたま)
濃姫
(のうひめ)
小少将
(こしょうしょう)
今井宗久
(いまいそうきゅう)
おねね
快川紹喜
(かいせんきょうき)
吉田兼和
(よしだかねかず)
マリア
*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人
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