臥竜の天
臥竜の天 (上)
火坂 雅志
祥伝社 2007-11
by
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天下が豊臣の時代に移り変わろうとする戦国末期――。いまだ群雄が割拠する奥羽で、隻眼の政宗は伊達家の当主となった。畠山氏に裏切られ、父・輝宗を喪った政宗は、父の屍を越えて奥州制覇に乗り出し、時に非情な疾風怒濤の攻めで、次々に版図を広げていく。だが、みちのくの実力者・蘆名、佐竹の連合軍を破り、百五十万石の大大名に躍り出たことで秀吉の勘気を被ることとなった。天下取りを目前にした秀吉の軍が小田原の北条氏に迫る中、政宗は生死を賭して参陣するが……。
臥竜の天 (下)
火坂 雅志
祥伝社 2007-11
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刃の上を渡るような命を賭した秀吉との交渉の末、九死に一生を得た政宗は、臣下の礼をとりながら天下の趨勢を睨んでいた。やがて朝鮮侵攻の失敗など、老耄ぶりの目立つ秀吉の目を盗み、関白の秀次に接近。豊臣家の内部からの崩壊を図るが、すでに時代のうねりは徳川家康を中心に動き始めていた……。北の大地から天下人の座を狙い、生涯その野心を失わなかった、“独眼竜”政宗の苛烈な生涯を、現代的な視点と大胆な発想で描いた大河小説!
時代:1585年(天正十三年)〜1636年(寛永十三年)
著者:
火坂 雅志
出版:祥伝社
発行:2007年11月
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■
上総介の評価
★★★☆☆
2009年NHK大河ドラマ「天地人」の原作作家が書く伊達政宗の物語です。一言で言うと、悪人・政宗を描いていますので、ファンにとってはどうでしょうか。著者が天地人を書いているときに政宗に興味を持って書くことになったようですが、「義」や「仁愛」の兼続に対して、最後まで見果てぬ夢を追い続けた合理主義者・政宗が対照的で興味深いです。
■
主人公
伊達政宗
(だてまさむね)
■
脇役
片倉小十郎景綱
(かたくらこじゅうろうかげつな)
徳川家康
(とくがわいえやす)
■
登場する武将
伊達輝宗
(だててるむね)
畠山義継
(はたけやまよしつぐ)
伊達成実
(だてしげざね)
鬼庭左月
(おにわさげつ)
留守政景
(るすまさかげ)
伊達小次郎
(だてこじろう)
豊臣秀吉
(とよとみひでよし)
浅野長政
(あさのながまさ)
前田利家
(まえだとしいえ)
蒲生氏郷
(がもううじさと)
須田伯耆
(すだほうき)
蒲生源左衛門
(がもうげんざえもん)
富田知信
(とみたとものぶ)
石田三成
(いしだみつなり)
鈴木元信
(すずきもとのぶ)
本多正信
(ほんだまさのぶ)
粟野木工助
(あわのもくのすけ)
豊臣秀次
(とよとみひでつぐ)
田中吉政
(たなかよしまさ)
上杉景勝
(うえすぎかげかつ)
直江兼続
(なおえかねつぐ)
石川昭光
(いしかわあきみつ)
片倉小十郎重綱
(かたくらこじゅうろうしげつな)
和賀忠親
(わがただちか)
最上義光
(もがみよしあき)
白石宗直
(しろいしむねなお)
松平忠輝
(まつだいらただてる)
支倉常長
(はせくらつねなが)
藤堂高虎
(とうどうたかとら)
■
その他の登場する人物
保春院
(ほしゅんいん)
虎哉宗乙
(こさいそういつ)
*芭蕉(ばしょう)
愛姫
(めごひめ)
太宰金七
(だざいかねしち)
片倉喜多
(かたくらきた)
*心安宗可(しんあんそうか)
千利休
(せんのりきゅう)
施薬院全宗
(やくいんぜんそう)
飯坂ノ局
(いいざかのつぼね)
*美夜(みや)
五郎八姫
(いろはひめ)
今井宗薫
(いまいそうくん)
ビスカイノ
ソテロ
*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人
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2008.11.17
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