黒田長政

4059011215 黒田長政 (学研M文庫)
石川 能弘
学習研究社 2002-03

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戦国随一の智将、黒田官兵衛の子として生まれた黒田長政。秀吉にすら畏怖されたといわれる、父の巨大な影という宿命を乗り越え、猛き勇将としての道を切り開き、関ヶ原の戦いにおいては徳川方を勝利に導いた。その後、徳川太平の世にあっては、黒田家を筑前五十二万余石の大大名にまで興隆させる。文武を兼ね備えた稀代の名将、長政の姿を生き生きと描いた、著者渾身の長編歴史小説。


時代:1587年(天正十五年)〜1615年(慶長二十年)
著者:石川能弘
出版:学研M文庫
発行:2002年3月

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 ■ 上総介の評価 ★★★★☆

 黒田長政は、主人公となると文武両道の名将と描かれますが、脇役だとプライドの高く、頭は良いが陰険な性格に書かれます。当然、この本では主人公ですので名将です。後藤又兵衛の本を読むと、後者の長政が楽しめます。秀吉・家康の時代を生き抜き、黒田家を保ったのですから、只者ではないのは確かですね。

 ■ 主人公
黒田長政(くろだながまさ)

 ■ 脇役
黒田孝高(くろだよしたか) 母里太兵衛(もりたへえ)

 ■ 登場する武将
小寺政職(おでらまさもと) 黒田職隆(くろだもとたか)
荒木村重(あらきむらしげ) 竹中半兵衛(たけなかはんべえ)
黒田一成(くろだかずなり) 菅六之助(かんろくのすけ)
羽柴秀吉(はしばひでよし) 別所長治(べっしょながはる)
清水宗治(しみずむねはる) 柴田勝家(しばたかついえ)
野村祐勝(のむらすけかつ) 栗山利安(くりやまとしやす)
徳川家康(とくがわいえやす) 蜂須賀正勝(はちすかまさかつ)
蜂須賀家政(はちすかいえまさ) 島津義久(しまづよしひさ)
城井鎮房(きいしげふさ) 小西行長(こにしゆきなが)
加藤清正(かとうきよまさ) 小河伝右衛門(こかわでんうえもん)
石田三成(いしだみつなり) 島左近(しまさこん)
竹中重門(たけなかしげかど) 上杉景勝(うえすぎかげかつ)
黒田利高(くろだとしたか) *野間源左衛門(のまげんざえもん)
福島正則(ふくしままさのり) 徳川秀忠(とくがわひでただ)
黒田忠之(くろだただゆき) 後藤又兵衛(ごとうまたべえ)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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