浅井長政

4334711316浅井長政 (光文社時代小説文庫)
徳永 真一郎
光文社 1990-04

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父にまさる大器として家臣の信望厚く、江北の地に毅然と立つ長政は、天下人を目ざす織田信長の妹・お市を娶り、同盟を果たすが…。亮政―久政―長政と三代つづいた浅井家の興亡を描いた長編歴史傑作小説。


時代:1559年(永禄二年)〜1573年(天正元年)
著者:徳永真一郎
出版:光文社文庫
発行:1990年4月

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 ■ 上総介の評価 ★★★☆☆

 信長の妹・お市を娶りながら、信長に背いた浅井長政の生涯を書いた作品です。途中から信長の行動が中心となり、長政が脇役に回ってしまう感がありますが、長政中心に書くのは難しいところでしょう。偉大な祖父・亮政の再来といわれ、舞楽以外に能が無かった父・久政を隠居させて家督を継いだ彼が、追い詰められていく様が悲惨に感じられました。

 ■ 主人公
浅井長政(あざいながまさ)


 ■ 脇役
浅井久政(あざいひさまさ) 織田信長(おだのぶなが)

 ■ 登場する武将
平井定武(ひらいさだたけ) 赤尾清綱(あかおきよつな)
六角承禎(ろっかくじょうてい) 六角義弼(よっかくよしすけ)
蒲生定秀(がもうさだひで) 山中大和守(やまなかやまとのかみ)
百々内蔵助(とどくらのすけ) *磯野伯耆守(いそのほうきのかみ)
佐久間信盛(さくまのぶもり) 和田惟政(わだこれまさ)
細川藤孝(ほそかわふじたか) 足利義昭(あしかがよしあき)
朝倉義景(あさくらよしかげ) 明知光秀(あけちみつひで)
磯野員昌(いそのかずまさ) 遠藤喜右衛門(えんどうきえもん)
京極高吉(きょうごくたかよし) 蒲生賢秀(がもうかたひで)
神戸友盛(かんべとももり) 蒲生鶴千代(がもうつるちよ)
上野清信(うえのきよのぶ) 杉原長盛(すぎはらながもり)
竹中半兵衛(たけなかはんべえ) 樋口直房(ひぐちなおふさ)
徳川家康(とくがわいえやす) 木下秀吉(きのしたひでよし)
安城寺三郎左衛門(あんじょうじさぶろうざえもん) 朝倉景健(あさくらかげたけ)
坂井政尚(さかいまさなお) 丹羽長秀(にわながひで)
堀秀政(ほりひでまさ) 武田信玄(たけだしんげん)
京極小法師丸(きょうごくこほうしまる) 浅見対馬守(あさみつしまのかみ)
浅井亮親(あざいすけちか)


 ■ その他の登場人物
*小夜姫(こやひめ) *八島(やじま)
お市(おいち) 阿古の方(あこのかた)
*美濃部小源太(みのべこげんた) ルイス・フロイス
*忠承大僧正(ちゅうじょうだいそうじょう) 朝山日乗(あさやまにちじょう)
顕如光佐(けんにょこうさ) 鶴松太夫(つるまつだゆう)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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