利家とまつ

利家とまつ(上巻) 利家とまつ(上)
尾張の土豪・前田家の家督を継いだ利家は、天下布武をめざす信長の戦いのほとんどに出陣して武名をあげる。そのそばで、二男九女を産み育て、利家と前田家を支えていたのは、妻のまつである。物語は、利家・まつ夫婦と、利家の朋輩でありライバルであった羽柴秀吉・おね、佐々成政・はるの三組の夫婦の信頼や友情、嫉妬、対立、和解など、豊かな人間模様を軸に展開する。







利家とまつ(下巻) 利家とまつ(下)
信長の死後、秀吉は天下人として君臨し、利家とまつは、恩人・柴田勝家と秀吉との間で苦悩する。やがて、勝家は北ノ庄において敗死。利家を責める成政は、家康を頼って雪の立山を越えるものの、秀吉に膝を屈し、ほどなく滅ぼされる。無謀な朝鮮出兵のさなか、秀吉が病死すると、五大老の双璧・利家と家康が対立を深める。利家の力となったのは、まつと北政所との変わらぬ友情であった。







時代:1550年(天文十九年)〜1600年(慶長五年)
著者:竹山洋
出版:新潮文庫
発行:2003年10月


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利家とまつ(1) 利家とまつ(2) 利家とまつ(上) 利家とまつ(下)


利家とまつ 加賀百万石物語 完全版DVD
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第一巻:第1回〜第8回収録
第二巻:第9回〜第16回収録
第三巻:第17回〜第24回収録
第四巻:第25回〜第26回収録
第五巻:第27回〜第34回収録
第六巻:第35回〜第42回収録
第七巻:第43回〜第49(最終回)収録


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 ■ 上総介の評価 ★★★★★

 2002年大河ドラマの原作本です。やっと文庫版が出たんで読んでみました。史実通りかどうかは別として、ドラマでのアットホームな雰囲気がそのままの内容でとても良かったです。若干ドラマと違うストーリーがありますんで、そのあたりも読んでみて面白いかも?
ちょうどドラマの全放送がDVDになりましたので、上記に載せておきました。

 ■ 主人公
前田利家(まえだとしいえ) まつ


 ■ 脇役
織田信長(おだのぶなが) 豊臣秀吉(とよとみひでよし)
おね


 ■ 登場する武将
前田利昌(まえだとしまさ) 前田利久(まえだとしひさ)
前田利玄(まえだとしはる) 前田安勝(まえだやすかつ)
前田秀継(まえだひでつぐ) 前田慶次郎(まえだけいじろう)
佐脇良之(さわきよしゆき) 前田利勝(まえだとしかつ)
前田又若丸(まえだまたわかまる) 佐々成政(さっさなりまさ)
柴田勝家(しばたかついえ) 明智光秀(あけちみつひで)
奥村家福(おくむらいえとみ) 村井又兵衛(むらいまたべえ)
前田猿千代(まえださるちよ) *村井勘十郎(むらいかんじゅうろう)
*奥村助十郎(おくむらすけじゅうろう) 河尻秀隆(かわじりひでたか)
佐久間信盛(さくまのぶもり) 徳川家康(とくがわいえやす)
浅野長吉(あさのながよし) 佐久間盛政(さくまもりまさ)
高山右近(たかやまうこん) 丹羽長秀(にわながひで)
可児才蔵(かにさいぞう) 石田三成(いしだみつなり)
豊臣秀長(とよとみひでなが) 伊達政宗(だてまさむね)
蒲生氏郷(がもううじさと) 細川忠興(ほそかわただおき)


 ■ その他の登場人物
たつ つね
*うめ *安(やす)
麻阿(まあ) (ごう)
はる なか
吉乃(きつの) (いち)
拾阿弥(じゅうあみ) 千代保(ちよぼ)
(いわ) 四井主馬(よついしゅめ)
今井天久(いまいてんきゅう) 千宗易(せんのそうえき)
山上宗二(やまのうえそうじ) *ゆう
孝蔵主(こうぞうず)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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