島津義弘の賭け

4122039096 島津義弘の賭け
山本 博文
中央公論新社 2001-10

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関ケ原合戦で歴史に名を残す退却劇を演じた島津義弘の生涯を中心に、九州の雄島津家をめぐる波乱の物語を、国宝級の『島津家文書』を始めとする膨大な史料をもとに描き出す。会話ひとつひとつまでが史料的裏付けを持つ、小説を超えた歴史ノンフィクション。


時代:1535年(天文四年)〜1619年(元和五年)
著者:山本博文
出版:中公文庫
発行:2001年10月

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 ■ 上総介の評価 ★★★★☆

 島津家文書をもとに、戦国大名家の視線から近世社会成立史を検証する本。関が原の合戦で有名な島津の退き口。石高からすると一万の動員兵力を持つはずの島津家が、なぜ退却時にはわずか二、三百騎の兵しかいなかったのか。その理由は想像以上のお家内部事情があったということを良質資料で確認できる。

 ■ 主人公
島津義弘(しまづよしひろ)

 ■ 脇役
島津義久(しまづよしひさ) 島津忠恒(しまづただつね)

 ■ 登場する武将
島津忠良(しまづただよし) 島津家久(しまづいえひさ)
伊集院忠棟(いじゅういんただむね) 豊臣秀吉(とよとみひでよし)
豊臣秀長(とよとみひでなが) 長寿院盛惇(ちょうじゅいんもうりあつ)
島津歳久(しまづとしひさ) 石田三成(いしだみつなり)
島津久保(しまづひさやす) 梅北国兼(うめきたくにかね)
細川幽斎(ほそかわゆうさい) 新納旅庵(にいろりょあん)
安宅秀安(あたぎひでやす) 加藤清正(かとうきよまさ)
小西行長(こにしゆきなが) 福島正則(ふくしままさのり)
寺沢広高(てらさわひろたか) 島津以久(しまづゆきひさ)
北郷忠虎(ほんごうただとら) 川上肱枕(かわかみこうちん)
島津忠長(しまづただなが) 北郷三久(ほんごうみつひさ)
樺山久高(かばやまひさたか) 伊集院忠真(いじゅういんただざね)
山口直友(やまぐちなおとも) 徳川家康(とくがわいえやす)
島津豊久(しまづとよひさ) 中馬大蔵(ちゅうまおおくら)
山田有栄(やまだありひで) 井伊直政(いいなおまさ)
木脇祐秀(きわきすけひで) 立花宗茂(たちばなむねしげ)
平田増宗(ひらたますむね)

 ■ その他の登場する人物
李瞬臣(いすんじん)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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2006.11.15
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