戦国挽歌 高橋紹運

4313752412高橋紹運―戦国挽歌 (人物文庫)
学陽書房 2008-12

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戦国九州。落日の大友家にあって立花道雪、立花宗茂と共に主家大友家のために戦った高橋紹運の生涯を描いた傑作小説。大友家、龍造寺家、島津家の「戦国九州三国志」ともいい例えられる状況の中、六万人におよぶ圧倒的な島津軍を前にして少しも怯むことなく、七百余名の家臣と共に玉砕し、戦いに散った「戦人(いくさびと)」の生き様。


時代:1570 年(永禄十三年)〜1586年(天正十四年)
著者:西津弘美
出版:人物文庫
発行:2008年12月



単行本
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 ■ 上総介の評価 ★★★★★

 高橋紹運って誰って感じの人も多いと思いますが、立花宗茂の実父です。小説の内容は大友家の説明が多いのですが、最後のクライマックスは泣けます。実子・宗茂の籠もる立花城の捨石となるため、80倍の島津軍を食い止め玉砕した様は圧巻。敵将・島津忠長も泣かせた感動の生き様を読むべし。

 ■ 主人公
高橋紹運(たかはしじょううん)


 ■ 脇役
立花道雪(たちばなどうせつ) 立花宗茂(たちばなむねしげ)

 ■ 登場する武将
臼杵鑑速(うすきあきすみ) 臼杵紹冊(うすきじょうさく)
龍造寺隆信(りゅうぞうじたかのぶ) 小田鎮光(おだしげみつ)
筑紫広門(ちくしひろかど) 鍋島直茂(なべしまなおしげ)
蒲池鑑広(かまちあきひろ) 三池鎮実(みいけしげざね)
田尻鑑種(たじりあきたね) 蒲池鎮並(かまちしげなみ)
秋月種実(あきつきたねざね) 田原親貫(たはらちかぬき)
屋山種速(ややまたねはや) 北原鎮久(きたはらしげひさ)
赤星統家(あかぼしむねいえ) 島津家久(しまづいえひさ)
由布雪下(ゆふせっか) 薦野増時(こものますとき)
大友宗麟(おおともそうりん) 高橋統増(たかはしむねます)
豊臣秀吉(とよとみひでよし) 筑紫晴門(ちくしはるかど)
島津忠長(しまづただなが) 黒田孝高(くろだよしたか)
谷川大膳(たにがわだいぜん)


 ■ その他の登場人物
*養孝院(ようこういん) *加弥(かや)
*快心(かいしん) 宗雲尼(そううんに)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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