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 鍋島直茂(なべしまなおしげ) 1538〜1618

鍋島清房の子。母は龍造寺家純の娘。龍造寺隆信とは従兄弟。幼名・彦法師丸。信安・信真・信生・信昌など名乗った
幼少時に千葉胤連の養子となるが、後に戻り佐賀城主となる
大友軍が龍造寺隆信を破り、佐賀城へ迫ったときこれを防ぎ、逆に本陣を急襲して総大将・大友親貞を討ち取った。蒲池氏を謀略で滅ぼし筑後・柳川城主となる
龍造寺軍の先鋒を多くつとめ、城を落とすこと二十度。敵の首を数え切れないほど奪ったという
隆信が肥前島原の合戦で討死後は、佐嘉城で隆信の子・龍造寺政家を補佐して国政を司る
豊臣秀吉の九州征伐に従い戦功をあげ東肥前に所領を得たが、政家が病身で隠居し幼い龍造寺高房の代行で国政を動かした
朝鮮の役では加藤清正隊に参加。関ヶ原では子の勝茂の出陣遅れから西軍につく
戦後井伊直政の仲裁で徳川家康に許され、立花宗茂攻めを命じらた。その功で所領の肥前・佐賀三十五万七千石を安堵
その後、龍造寺高房・家政が相次いで没して龍造寺家は断絶し、徳川家康の公認のもとに佐賀藩は息子・勝茂に与えられた



妻:高木肥前守胤秀の娘(正室)、石井兵部少輔常延の娘(継室、陽泰院)
父:鍋島清房
子:勝茂(二代藩主)、忠茂
兄弟:信房(兄)、康房(弟)、信俊(弟)


 ■ 主役の本
権謀の裏(「権謀の裏」収録)/(「関ヶ原−運命を分けた決断」) 滝口康彦 新潮文庫/PHP文庫 文庫 ★★★☆☆
史伝 鍋島直茂 「葉隠」の名将 中西豪 学研M文庫 文庫
初期の鍋島佐賀藩 藩祖直茂、初代勝茂、二代光茂のことども 田中耕作 佐賀新聞社
鍋島直茂―葉陰の名将 童門冬二 人物文庫 文庫
葉隠三百年の陰謀 井沢元彦 徳間文庫 文庫 ★★★★★
『葉隠』の武士道 誤解された「死狂ひ」の思想 山本博文 PHP研究所 新書
葉隠の名将鍋島直茂 童門冬二 実業之日本社
 ■ 脇役の本

 ■ 関連グッズ
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