本能寺の首 人間の剣 戦国編〈1〉

4122043018 本能寺の首―人間の剣 戦国編〈1〉 (中公文庫)
森村 誠一
中央公論新社 2003-12

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長さ二尺四寸、柄の組糸はほつれ、鍔は真っ赤に錆をふき、鞘の漆は剥げ落ちている―刀身には叢雲のような刃紋が簇がり立ち、凝っと見つめていると全身が吸い込まれていくような名状し難い色合いを帯びている。持つ者に不思議な力を与える妖剣は、名も無き農民や郎党からやがて、戦国武将の手へと…。ひと振りの古刀・無銘剣が、「戦国」「江戸」「幕末維新」「昭和」という動乱の時代の闇を斬る“森村通史”開幕。


時代:1549年(天文十八年)〜1582年(天正十年)
著者:森村誠一
出版:中公文庫
発行:2003年12月

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 ■ 上総介の評価 ★★☆☆☆

 一本の持つ者に不思議な力を与える妖剣が、戦国の世で怨みを持つ者へ次から次に渡り、本能寺の変、そして山崎の合戦まで、人の怨みを蓄積していく。この無銘剣を通して戦国時代を描いたシリーズ本です。通説に基づいたエピソードが多くて、あまりソレガシの好みではありませんけど。。。

 ■ 主人公
−無銘剣−

 ■ 脇役
植村新六郎(うえむらしんろくろう) *丑松(うしまつ)
ルイス・フロイス *はつ
遠藤喜右衛門(えんどうきえもん) 富田才八(とみたさいはち)
鳥居強右衛門(とりいすねえもん) 山中鹿介(やまなかしなのすけ)
*後藤彦九郎(ごとうひこくろう) 服部半蔵(はっとりはんぞう)
徳川家康(とくがわいえやす) 明智光秀(あけちみつひで)
安田作兵衛(やすださくべえ)

 ■ 登場する武将
今川義元(いまがわよしもと) 上杉謙信(うえすぎけんしん)
武田信玄(たけだしんげん) 織田信長(おだのぶなが)
浅井長政(あざいながまさ) 羽柴秀吉(はしばひでよし)
武田勝頼(たけだかつより) 穴山梅雪(あなやまばいせつ)
徳川信康(とくがわのぶやす) 斎藤利三(さいとうとしみつ)
森蘭丸(もりらんまる)

 ■ その他の登場する人物
太原崇孚(たいげんすうふ) 岩松八弥(いわまつはちや)
朝山日乗(あさやまにちじょう) お市の方(おいちのかた)
杉谷善住坊(すぎたにぜんじゅうぼう)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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