覇王の家

4101152381 覇王の家〈上〉 (新潮文庫)
司馬 遼太郎
新潮社 2002-05

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徳川三百年―戦国時代の騒乱を平らげ、長期政権(覇王の家)の礎を隷属忍従と徹底した模倣のうちに築き上げた徳川家康。三河松平家の後継ぎとして生まれながら、隣国今川家の人質となって幼少時を送り、当主になってからは甲斐、相模の脅威に晒されつつ、卓抜した政治力で地歩を固めて行く。おりしも同盟関係にあった信長は、本能寺の変で急逝。秀吉が天下を取ろうとしていた…。

410115239X 覇王の家〈下〉 (新潮文庫)
司馬 遼太郎
新潮社 2002-05

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戦国時代の混沌の中から「覇王の家」を築き上げた家康の、勝者の条件とはいったい何だったのか…。小牧・長久手の戦いで、時の覇者秀吉を事実上破った徳川家康。その原動力は、三河武士団という忠誠心の異常に強い集団の存在にあった。信長や秀吉とは異なる家康の捕らえがたい性格を、三河の風土の中に探り、徳川三百年の精神的支柱を明かしつつ、日本人の民族性の謎にまで迫る。


時代:1547年(天文十六年)〜1616年(元和二年)
著者:司馬遼太郎
出版:新潮文庫
発行:2002年5月

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 ■ 上総介の評価 ★★★☆☆

 先に遁げろ家康を読んでいたので、「過去に読んだことがあったっけ?」という部分が頻繁にあり、なんか楽しめなかったです。パクったのは池宮氏の方なのに。
三河人気質が、家康の天下になったことにより、日本人気質になったことがよくわかり、残念でなりません。

 ■ 主人公
徳川家康(とくがわいえやす)

 ■ 脇役
織田信長(おだのぶなが) 豊臣秀吉(とよとみひでよし)

 ■ 登場する武将
太原雪斎(たいげんせっさい) 今川義元(いまがわよしもと)
関口親永(せきぐちちかなが) 鳥居元忠(とりいもとただ)
武田信玄(たけだしんげん) 上杉謙信(うえすぎけんしん)
酒井忠次(さかいただつぐ) 石川数正(いしかわかずまさ)
鳥居四郎左衛門(とりいしろうざえもん) 徳川信康(とくがわのぶやす)
平岩親吉(ひらいわちかよし) 武田勝頼(たけだかつより)
穴山梅雪(あなやまばいせつ) 明智光秀(あけちみつひで)
本多忠勝(ほんだただかつ) 永井伝八郎(ながいでんはちろう)
河尻鎮吉(かわじりしずよし) 岡部正綱(おかべまさつな)
北条氏規(ほうじょううじのり) 織田信雄(おだのぶかつ)
滝川雄利(たきがわかつとし) 池田勝入斎(いけだしょうにゅうさい)
森長可(もりながよし) 尾藤甚右衛門(びとうじんえもん)
榊原康政(さかきばらやすまさ) 奥平信昌(おくだいらのぶまさ)
水野忠重(みずのただしげ) 安藤直次(あんどうなおつぐ)
池田元助(いけだもとすけ) 織田有楽斎(おだうらくさい)
徳川秀忠(とくがわひでただ) 土井利勝(どいとしかつ)
福島正則(ふくしままさのり) 伊達政宗(だてまさむね)

 ■ その他の登場人物
築山殿(つきやまどの) 徳姫(とくひめ)
近衛前久(このえさきひさ) 茶屋四郎次郎(ちゃやしろじろう)
片山宗哲(かたやまそうてつ)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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