風は山河より

4104004154 風は山河より 第一巻
宮城谷 昌光
新潮社 2006-11-30

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戦国前夜の奥三河。野田城主・菅沼新八郎定則は、瞬く間に西三河を統一した松平清康の驍名を聞き、卓越した判断力で帰属する今川家を離れる決意をする。鬼神の如き戦術の妙、仏のような情義の心。家康が目指したのは、祖父の清康だった―。中国歴史小説の巨匠が初めて挑む戦国日本、躍動の第一巻。

4104004162 風は山河より 第二巻
宮城谷 昌光
新潮社 2006-11-30

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天下に届く勢いだった松平清康が凶刃に倒れ、三河に動揺が走る。清康の壮図に希望を見出した菅沼新八郎定則も混迷の淵に沈みかけるが…。死に場所をここと定める―主家の安寧を信じ、未だ深い戦国の闇に散っていった忠臣たちの死闘を描く第二巻。

4104004170 風は山河より 第三巻
宮城谷 昌光
新潮社 2007-01-30

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父・定則から家督を継いだ菅沼新八郎定村は、いよいよ近づく戦の気配を感じていた。岡崎の松平家が倒れれば、定村の居城・野田城は瞬時に織田の兵に囲まれることとなる…一方、松平家の内訌は混迷を極め、城主の広忠は嫡男・竹千代を今川へ差し出す決意をするが―生き残りを賭けた諸豪族の思惑が錯綜する第三巻。

4104004189 風は山河より 第四巻
宮城谷 昌光
新潮社 2007-02-22

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父の死を乗り越え、野田城主として手腕を発揮しはじめた菅沼新八郎定盈に、義元死すとの報せが届く。反乱を恐れた義元の嫡男・氏真は、人質として定盈から最愛の妻を奪ってしまう。今川を離れ、松平に属く―そう決意したとき、定盈の命運は決した。今川氏の衰退を軸に、戦国の悲劇を描く第四巻。

4104004197 風は山河より 第5巻 (5)
宮城谷 昌光
新潮社 2007-03

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家康は三方原に大敗し、窮地に追い込まれる。いま、三河の侵略を目論む信玄率いる武田軍を防ぐのは、菅沼定盈が守る野田城のみとなった。攻め寄せる三万の武田軍、城兵はわずか四百―。圧倒的な力の差を前に、定盈は何を悟ったのか。知られざる三河の戦国期を描き話題騒然の歴史巨編、ついに完結。


時代:1529年(享禄二年)〜1601年(慶長六年)
著者:宮城谷昌光
出版:新潮社
発行:2006年11月〜2007年3月

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 ■ 上総介の評価 ★★★★☆

 野田城にわずか四百で籠城し、三方原で大勝した武田信玄3万の大軍をひと月の間防ぎきった菅沼定盈。信長が激賞し、家康に信頼され、信玄が家臣としたがった名将の活躍を描いた長編です。定盈を描くために、祖父・定則から物語が始まり、父・定村をはじめ、ものすごい量の武将が登場します。

 ■ 主人公
菅沼定盈(すがぬまさだみつ)

 ■ 脇役
菅沼定則(すがぬまさだのり) *野田四郎政則(のだしろうまさのり)
徳川家康(とくがわいえやす)

 ■ 登場する武将
松平清康(まつだいらきよやす) 阿部定吉(あべさだよし)
今泉四良兵衛(いまいずみしろべえ) 今泉延伝(いまいずみのぶひろ)
本多正忠(ほんだまさただ) 牧野田三(まきのでんぞう)
松平信定(まつだいらのぶさだ) 牧野伝兵衛(まきのでんべえ)
戸田金七郎(とだきんしちろう) 戸田宗光(とだむねみつ)
戸田政光(とだまさみつ) 設楽貞重(したらさだしげ)
西郷正勝(さいごうまさかつ) 菅沼定廣(すがぬまさだひろ)
菅沼定継(すがぬまさだつぐ) 奥平貞能(おくだいらさだよし)
岩瀬庄右衛門(いわせしょうえもん) *菅沼新七(すがぬましんしち)
松平右京亮(まつだいらうきょうのすけ) *簗田助五郎(やなだすけごろう)
服部半蔵(はっとりはんぞう) 中条常隆(ちゅうじょうつねたか)
三宅高貞(みやけたかさだ) 鈴木重教(すずきしげのり)
阿部弥七郎(あべやしちろう) 植村新六郎(うえむらしんろくろう)
織田信秀(おだのぶひで) 松平道閲(まつだいらどうえつ)
阿部定次(あべさだつぐ) 吉良持広(きらもちひろ)
松平広忠(まつだいらひろただ) 松平信孝(まつだいらのぶたか)
大久保忠俊(おおくぼただとし) 林忠満(はやしただみつ)
今川氏豊(いまがわうじとよ) 松平好景(まつだいらよしかげ)
水野忠政(みずのただまさ) 戸田堯光(とだたかみつ)
今川義元(いまがわよしもと) 大久保忠員(おおくぼただかず)
水野信元(みずののぶもと) 平手政秀(ひらてまさひで)
酒井忠尚(さかいただなお) 菅沼定氏(すがぬまさだうじ)
戸田宣光(とだよしみつ) 天野景泰(あまのかげやす)
*浅井半六(あさいはんろく) 鵜殿長照(うどのながてる)
阿部正勝(あべまさかつ) 天野康景(あまのやすかげ)
加藤図書(かとうずしょ) 筧重忠(かけいしげただ)
筧正重(かけいまさしげ) 松平三左衛門(まつだいらさんざえもん)
岩松八弥(いわまつはちや) 天野賢景(あまのかたかげ)
織田信広(おだのぶひろ) 朝比奈泰能(あさひなやすよし)
菅沼定貴(すがぬまさだたか) 菅沼定圓(すがぬまさだまる)
菅沼定自(すがぬまさだより) 菅沼定満(すがぬまさだみつ)
奥平貞勝(おくだいらさだかつ) 塩瀬甚兵衛(しおせじんべえ)
阿知波定直(あちはさだなお) 阿波地守之(あちはもりゆき)
菅沼定村(すがぬまさだすえ) *野田重之(のだしげゆき)
城所助之丞(きどころすけのじょう) 菅沼定在(すがぬまさだあり)
*野田重満(のだしげみつ) *西村五郎太夫(にしむらごろうだゆう)
岡部五郎兵衛(おかべごろべえ) *小山源三郎(おやまげんざぶろう)
*伊藤彦八郎(いとうひこはちろう) 織田信長(おだのぶなが)
小原鎮実(おばらしげざね) 今川氏真(いまがわうじざね)
西郷元正(さいごうもとまさ) 鳥居半四郎(とりいはんしろう)
戸田重貞(とだしげさだ) 牧野保成(まきのやすしげ)
*正岡伝十郎(まさおかでんじゅうろう) 酒井忠次(さかいただつぐ)
*大川余一(おおかわよいち) 武田信玄(たけだしんげん)
西郷清員(さいごうきよかず) 菅沼又左衛門(すがぬままたざえもん)
松平忠正(まつだいらただまさ) 奥平貞昌(おくだいらさだまさ)
秋山信友(あきやまのぶとも) 菅沼定利(すがぬまさだとし)
城所道寿(きどころどうじゅ) 西郷義勝(さいごうよしかつ)
菅沼定忠(すがぬまさだただ) 山県昌景(やまがたまさかげ)
設楽貞通(したらさだみち) 西郷家員(さいごういえかず)
武田信実(たけだのぶざね)

 ■ その他の登場する人物
鵬雲文翼(ほううんぶんよく) *彦(ひこ)
光國和尚(こうこくおしょう) 菅沼定則の妻
菅沼定則の娘 *岩瀬冬斎(いわせとうさい)
*布佐(ふさ) *藪六(やぶろく)
*阿喜(あき) 雪斎(せっさい)
*彦坂小作(ひこさかこさく) お大(おだい)
宗牧(そうぼく) *岩瀬休斎(いわせきゅうさい)
*助左衛門(すけざえもん) *波留(はる)
田原御前(たはらごぜん) *岩瀬十蔵(いわせじゅうぞう)
菅沼虎之助(すがぬまとらのすけ) *助左衛門(すけざえもん)
*右門(うもん) *お三井(おみい)
菅沼定盈の妻 村松芳休(むらまつほうきゅう)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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2007.8.31
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