落ちた花は西へ奔れ

433492431X 落ちた花は西へ奔れ
岡田 秀文
光文社 2004-04-21

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大坂城落城ののちに、真田大助らとともに西へ落ちる豊臣秀頼。家康の奸智と 薩摩の意地が、関ケ原の遺恨を甦らせる! 陰謀渦巻く慶長の乱世を、手に汗 握る活劇で描いた時代小説。


時代:1615年(慶長五年)
著者:岡田秀文
出版:光文社
発行:2004年4月

文庫版
秀頼、西へ秀頼、西へ
岡田 秀文

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戦国末期。天下を手中にしようとしていた徳川家康は、大坂城に配下の者を忍び込ませた。一方、真田大助は、父・幸村より、落城の際には秀頼を連れ出し落ち延びよ、という密命を受ける。目指すは薩摩、島津家の元。燃えさかる大坂城を脱出した一行は西へ――。誰が味方で誰が敵なのか? 行く手には、想像を絶する謀略が待ち受けていた! 迫真の傑作時代ミステリー!


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 ■ 上総介の評価 ★★★★☆

 岡田秀文さんの待望の書き下ろしです。大阪の陣での秀頼の脱出劇。そして薩摩に落ちる秀頼を、真田大助が守っていく。秀頼を薩摩に落とすことを防ごうとする集団と、秀頼を援護する集団を交えた逃亡戦の中で、おぼっちゃん秀頼の成長と大助の恋を描きます。登場人物の思惑がよめないところが著者の特徴で、最後までわくわくドキドキの小説です。

 ■ 主人公
真田大助(さなだだいすけ)

 ■ 脇役
豊臣秀頼(とよとみひでより) 本多正純(ほんだまさずみ)
片桐且元(かたぎりかつもと)

 ■ 登場する武将
安藤直次(あんどうなおつぐ) 成瀬正成(なるせまさなり)
真田幸村(さなだゆきむら) 徳川家康(とくがわいえやす)
*平山長十郎(ひらやまちょうじゅうろう) 大野治長(おおのはるなが)
織田有楽斎(おだうらくさい) *新納重兵衛(にいろじゅうべえ)
島津家久(しまづいえひさ) 後藤又兵衛(ごとうまたべえ)
徳川秀忠(とくがわひでただ) 坂崎直盛(さかざきなおもり)
高橋半三郎(たかはしはんざぶろう) 寺尾庄右衛門(てらおしょうえもん)
片岡十右衛門(かたおかじゅうえもん) 井伊直孝(いいなおたか)
安藤重信(あんどうしげのぶ) *三科吉之助(みしなよしのすけ)
*百瀬小十郎(ももせこじゅうろう) 島津義弘(しまづよしひろ)

 ■ その他の登場人物
*つる姫(つるひめ) 阿玉の局(おたまのつぼね)
*茜(あかね) *小阿弥(こあみ)
*倉田助左衛門(くらたすけざえもん) 淀の方(よどのかた)
常高院(じょうこういん) 千姫(せんひめ)
*備前屋久兵衛(びぜんやきゅうべえ)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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