細川幽斎

4059012017 細川幽斎 (学研M文庫)
学習研究社 2007-08

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戦国の世を生き抜いた、情報の収集と管理の天才、それが細川幽斎である。足利義昭のブレーンから信長の家臣となり、本能寺の変後は、明智光秀の要請を蹴って秀吉に付いた。その後、利休切腹事件でも連座せず、関白秀次事件でも難を避け、秀吉没後は政局の流れを見誤らず家康に接近した。戦国末期から徳川政権初期を巧みに生き抜いた希代の武将の生き様を嫡男忠興、明智光秀とその娘玉とからませて描く。


時代:1536年(天文七年)〜1610年(慶長十五年)
著者:森本繁
出版:学研M文庫
発行2007年08月

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 ■ 上総介の評価 ★★★☆☆

 有識故実の秀でた歌人・細川幽斎の生涯を書いた本。とはいっても、文化面は重視せず、武人として、そして政治家としての幽斎を中心としているところがミソ。義輝・信長・秀吉・家康の時代を生き抜いた、情報戦略としての人物像がわかります。

 ■ 主人公
細川幽斎(ほそかわゆうさい)

 ■ 脇役
細川忠興(ほそかわただおき)

 ■ 登場する武将
足利義輝(あしかがよしてる) 和田惟政(わだこれまさ)
有吉将監(ありよししょうげん) 米田求政(こめだもとまさ)
足利義昭(あしかがよしあき) 明智光秀(あけちみつひで)
織田信長(おだのぶなが) 豊臣秀吉(とよとみひでよし)
松井康之(まついやすゆき) 上野清信(うえのきよのぶ)
前野長康(まえのながやす) 一色義有(いっしきよしあり)
島津義久(しまづよしひさ) 小笠原少斎(おがさわらしょうさい)
徳川家康(とくがわいえやす)

 ■ その他の登場人物
早田道鬼斎(はやたどうきさい) 細川ガラシャ(ほそかわがらしゃ)
麝香(じゃこう)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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2010.04.19

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