長宗我部元親 信長・秀吉に挑んだ南海の雄

4569568335長宗我部元親―信長・秀吉に挑んだ南海の雄 (PHP文庫)
PHP研究所 1995-12

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信長・秀吉らと互角に戦い、四国という不利な条件の下で天下とりレースへの夢を燃やし続けた長宗我部元親。武力と知的教養を兼ね備え、領国経営にも画期的な手腕を発揮した武将の全貌。


時代:1560年(永禄三年)〜1599年(慶長四年)
著者:荒川法勝
出版:PHP文庫
発行:1995年12月

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 ■ 上総介の評価 ★★★☆☆

 ほぼ四国全土を制圧した長宗我部元親の生涯を描いた本。信長の果断な処分と相対して、敵を許す寛大な人物として描かれています。秀吉への降伏後、嫡男・信親を失ったのちの晩年の狂気にはあまり触れず、急いで時代を進める展開が惜しまれるところでした。

 ■ 主人公
長宗我部元親(ちょうそかべもとちか)

 ■ 脇役
*牧田小十郎(まきたこじゅうろう)

 ■ 登場する武将
長宗我部国親(ちょうそかべくにちか) 長宗我部国康(ちょうそかべくにやす)
斎藤内蔵助(さいとうくらのすけ) 本山親茂(もとやまちかしげ)
香宗我部親泰(こうそかべちかやす) 吉良親貞(きらちかさだ)
中島可之助(なかじまべくのすけ) 久武親信(ちかたけひさのぶ)
長宗我部信親(ちょうそかべのぶちか) 香川親和(かがあわちかかず)
久武親直(ひさたけちかなお) 香川信景(かがわのぶかげ)
谷忠兵衛(たにちゅうべえ) 豊臣秀吉(とよとみひでよし)
黒田官兵衛(くろだかんべえ) 羽柴秀長(はしばひでなが)
十河存保(そごうまさやす) 仙石秀久(せんごくひでひさ)
長宗我部盛親(ちょうそかべもりちか)


 ■ その他の登場人物
*お久野方(おひさのかた) お由(おゆう)
*斎藤利三の妻(さいとうとしみつのつま) お福(おふく)
*神余次郎(かなまりじろう) *小少将(こしょうしょう)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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