火炎城
火炎城 (講談社文庫 し 4-1)
白石 一郎
講談社 1978-02
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天文19年、相続をめぐる大凶変の末、大友家21代目の主となった義鎮(宗麟)は野性味あふる九州男児だった。9国平定をめざして毛利と争うかと思えば、キリスト教に入信し、仏教徒の奥方と壮烈な夫婦喧嘩、正に異色の大名であった。この怪物の生きざまと戦国時代とを劇的に描いた会心作。
時代:1549年(天文十八年)〜1586年(天正十四年)
著者:
白石一郎
出版:講談社文庫
発行:1978年2月
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上総介の評価
★★★★☆
直木賞の候補となった作品。結構古い本です。よく言えば自由気儘な、悪く言えば自分勝手な人物に描かれた、大友宗麟が主人公です。彼の妻・お紋が強烈な人物に描かれ、彼女の存在が宗麟の性格に影響を与えたともいえるのでしょう。
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主人公
大友宗麟
(おおともそうりん)
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脇役
お紋
(おもん)
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登場する武将
津久見伊織
(つくみいおり)
高橋鑑種
(たかはしあきたね)
吉弘鎮種
(よしひろしげたね)
入田親誠
(にゅうだちかざね)
大友義鑑
(おおともよしあき)
小佐井大和
(こさいやまと)
津久見美作
(つくみみまさか)
斉藤播磨
(さいとうはりま)
田口蔵人
(たぐちくらんど)
佐伯惟教
(さいきこれのり)
吉岡宗歓
(よしおかむねよし)
角隅石宗
(つのくませきそう)
大友晴英
(おおともはるひで)
臼杵鑑速
(うすきあきずみ)
立花道雪
(たちばなどうせつ)
甲斐宗運
(かいそううん)
田原紹忍
(たはらしょうにん)
鹿子木寂心
(かのこぎじゃくしん)
一万田鑑実
(いちまだあきざね)
大内輝弘
(おおうちてるひろ)
秋月種実
(あきつきたねざね)
大友親家
(おおともちかいえ)
斎藤鎮実
(さいとうしげざね)
大友義統
(おおともよしむね)
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その他の登場人物
塩市丸
(しおいちまる)
*登和(とわ)
*月心(げつしん)
*お龍(おりゅう)
島井宗室
(しまいそうしつ)
*お孝(おたか)
フランシスコ・ザビエル
*アントニオ
*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人
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