服部半蔵と影の一族

4059011886 服部半蔵と影の一族 (学研M文庫)
学習研究社 2006-10

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忍者の頭領として知られている服部半蔵だが、実際は徳川麾下の歴とした武士であり、「半蔵」とは歴代当主に引き継がれた通称である。本書では松平・徳川家との関係を中心に、伊賀を離れた初代「半蔵」保長、家康の伊賀越えを助け半蔵門の名の由来ともされる二代・正成、その息子で三代・正就の足跡を辿り、さらに桶狭間、三方ヶ原、長篠などの重要な合戦において「半蔵」と敵対した服部一族たちにも詳しく言及。戦国の合戦を裏から支えた影の一族の真実に迫った。


時代:1521年(大永元年)〜1605年(慶長十年)
著者:橋場日月
出版:学研M文庫
発行2006年10月

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 ■ 上総介の評価 ★★★☆☆

 服部半蔵を中心として、戦国時代の服部という名字を持つ人々の足跡をたどった本。途中脱線して三河松平家三代の話や桶狭間の戦いなどの出来事を、背景を的確に捉えたわかりやすい解説などがあって、そちらのほうに興味を持ちました。戦国時代での服部一族の係わりがわかる本です。

 ■ 主人公
服部正成(はっとりまさなり)

 ■ 脇役
徳川家康(とくがわいえやす)

 ■ 登場する武将
服部保長(はっとりやすなが) 服部保正(はっとりやすまさ)
服部保俊(はっとりやすとし) 松平清康(まつだいらきよやす)
松平広忠(まつだいらひろただ) 松平信定(まつだいらのぶさだ)
織田信長(おだのぶなが) 今川義元(いまがわよしもと)
服部小平太(はっとりこへいた) 服部源左衛門(はっとりげんざえもん)
服部左京亮(はっとりさきょうのすけ) 服部権大夫(はっとりごんだゆう)
渡辺守綱(わたなべもりつな) 武田信玄(たけだしんげん)
大賀弥四郎(おおがやしろう) 水野信元(みずののぶもと)
荒木村重(あらきむらしげ) 徳川信康(とくがわのぶやす)
徳川秀忠(とくがわひでただ) 服部平大夫(はっとりへいだゆう)
氏家行広(うじいえゆきひろ) 織田信雄(おだのぶかつ)
武田勝頼(たけだかつより) 鳥居元忠(とりいもとただ)
明智光秀(あけちみつひで) 豊臣秀吉(とよとみひでよし)
滝川一益(たきがわかずます) 保田安政(やすだやすまさ)
服部正就(はっとりまさなり)

 ■ その他の登場人物
西郷局(さいごうのつぼね) 築山殿(つきやまどの)
茶屋四郎次郎(ちゃやしろうじろう)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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2010.03.03

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