蒲生氏郷 信長の愛弟子と呼ばれた名将

4569563848蒲生氏郷―信長の愛弟子とよばれた名将 (PHP文庫 サ 9-3)
佐竹 申伍
PHP研究所 1990-09

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天才・織田信長をして、その俊敏にして剛胆な器量に舌を巻かせ、ひそかに「我が後継者」とまで思い定めさせた麒麟児・蒲生氏郷。江州日野六万石の小領主の伜から身を興し、信長と秀吉というふたりの天下人に仕え、遂には会津若松城主として92万石の大名に成長しながら、天下への野望は早世によって潰えた。数々の戦功とともに、人心掌握の術にも長けた名将の、波瀾に満ちた40年の生涯を活写する長編歴史小説。


時代:1565年(永禄八年)〜1595年(文禄四年)
著者:佐竹申伍
出版:PHP文庫
発行:1990年9月

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 ■ 上総介の評価 ★★☆☆☆

 信長の愛弟子・蒲生氏郷の物語です。ただし、前半は信長をめぐるお話で、中盤は秀吉がらみの話、後半では伊達政宗との確執。全体を通して、主人公があまり詳しく書かれていないのが若干不満。氏郷という人物を側面的に知るにはいいかもしれません。

 ■ 主人公
蒲生氏郷(がもううじさと)


 ■ 脇役
織田信長(おだのぶなが) 豊臣秀吉(とよとみひでよし)
伊達政宗(だてまさむね)

 ■ 登場する武将
蒲生賢秀(がもうかたひで) 足利義昭(あしかがよしあき)
細川藤孝(ほそかわふじたか) 六角承禎(ろっかくじょうてい)
朝倉義景(あさくらよしかげ) 明智光秀(あけちみつひで)
神戸友盛(かんべとももり) 布施藤九郎(ふせとうくろう)
速水勘解由左衛門(はやみがけゆざえもん) 松永久秀(まつながひさひで)
荒木村重(あらきむらしげ) 明智秀満(あけちひでみつ)
丹羽長秀(にわながひで) 柴田勝豊(しばたかつとよ)
織田信孝(おだのぶたか) 滝川一益(たきがわかずます)
佐久間盛政(さくまもりまさ) 織田信雄(おだのぶかつ)
徳川家康(とくがわいえやす) 池田勝入(いけだしょうにゅう)
堀秀政(ほりひでまさ) 島津義久(しまづよしひさ)
木村吉清(きむらよしきよ) 浅野長政(あさのながまさ)
町野左近(まちのさこん) 須田伯耆(すだほうき)
*山戸田八兵衛(やまとだはちべえ) 前田利家(まえだとしいえ)


 ■ その他の登場人物
冬姫(ふゆひめ) 三条どの(さんじょうどの)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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