謀将直江兼続

謀将 直江兼続〈上〉
謀将 直江兼続〈上〉 南原 幹雄

徳間書店 2006-02
売り上げランキング : 202756

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

太閤の死後、徳川家康は奥州の上杉景勝に兵を向けた。だが西で石田三成が挙兵。徳川軍は西へ戻り、関ヶ原の戦いで三成を破る。覇権を握った家康は上杉家に米沢三十万石への減封を命じた。上杉家執政・直江兼続は困難の中、策を講じるが……。

419892385X 謀将 直江兼続〈下〉
南原 幹雄
徳間書店 2006-02

by G-Tools

幕府の基礎を着実に固める家康を横目に、上杉家執政・直江兼続は家康打倒の時期を狙っていた。折しも豊臣方の大物が相次いで亡くなり、豊臣家は存亡の危機に。兼続の胸に秘められた未曾有の謀略がいま明かされる!
著者渾身の大河歴史長篇。


時代:1600年(慶長五年)〜1616年(元和二年)
著者:南原幹雄
出版:徳間文庫
発行:2006年02月


以下の書店で購入できます。



謀将 直江兼続〈上〉
謀将 直江兼続〈下〉

を買う



謀将 直江兼続〈上〉
謀将 直江兼続〈下〉
を買う


セブンアンドワイトップページ
謀将直江兼続 上
謀将直江兼続 下
を買う



謀将直江兼続(上)
謀将直江兼続(下)

を買う


 ■ 上総介の評価 ★★★★★

 小説のはじまりは関ヶ原の戦いのきっかけとなった徳川家康の上杉征伐。「えっ!この小説の主人公は直江兼続でしょ!?」といきなり疑問符が。兼続を書くのになんでクライマックスから始まるんじゃと思ったわけですが、読み進むうちになるほど。関ヶ原後の兼続の反骨精神というか、幕府に再度立ち向かう野望を抱いた最後の戦国武将が描かれています。読んでいてドキドキ、ワクワクするような小説で文句なしの名作だ。

 ■ 主人公
直江兼続(なおえかねつぐ)

 ■ 脇役
本多政重(ほんだまさしげ) 徳川家康(とくがわいえやす)
前田利長(まえだとしなが) 伊達政宗(だてまさむね)


 ■ 登場する武将
*赤倉十四郎(あかくらじゅうしろう) 安田能元(やすだよしもと)
本庄繁長(ほんじょうしげなが) 上杉景勝(うえすぎかげかつ)
春日元忠(かすがもとただ) *村越兵庫助(むらこしひょうごのすけ)
千坂景親(ちさかかげちか) 本多正信(ほんだまさのぶ)
*坂田佐七郎(さかたさしちろう) *雨宮秀之丞(あまみやひでのじょう)
*平賀左馬助(ひらがさまのすけ) 毛利宗瑞(もうりそうずい)
本多正純(ほんだまさずみ) 大国実頼(おおくにさねより)
*由比民部(ゆいみんぶ) 興津内記(おきつないき)
*岸和田兵部(きしわだひょうぶ) *竹俣忠綱(たけまたただつな)
横山長知(よこやまながちか) *尼崎彦右衛門(あまがあきひこえもん)
佐竹義宣(さたけよしのぶ) 徳川秀忠(とくがわひでただ)
土井利勝(どいとしかつ) 酒井忠勝(さかいただかつ)
*新発田月之進(しばたつきのしん) 板倉勝重(いたくらかつしげ)

 ■ その他の登場人物
*善鬼坊(ぜんきぼう) *丹次(たんじ)
*天正坊(てんしょうぼう) *館腰半左衛門(たてごしはんざえもん)
*岩吉(いわきち) *湯沢権之助(ゆざわごんのすけ)
*お蓮(おれん) お船(おせん)
*松姫(まつひめ) *渋谷弥兵衛(しぶたにやへえ)
*西村屋久左衛門(にしむらやきゅうざえもん) *助太夫(すけだゆう)
*七尾甚兵衛(ななおじんべえ) 九条忠栄(くじょうただひで)
二条昭実(にじょうあきざね)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

with Ajax Amazon

HOMEへ戻る 【戦国本一覧

2006.06.07
Copyright 2006 All rights reserved. Produced by Kazusanosuke