明石掃部

4059004537 明石掃部
森本 繁
学習研究社 2006-12

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明石掃部―関ヶ原で西軍に属し獅子奮迅の活躍、敗走後は潜伏し、大坂の陣に突然姿を現して後藤又兵衛・真田幸村らとともに大坂五人衆の一人に数えられた稀代のキリシタン武将である。大坂落城後は消息不明で、討死した、自害した、脱出して生き延びたと諸説ある。著者は独自の調査と史料で検証、明石掃部が台湾へ渡ったと主張する。家康が恐れた神出鬼没のキリシタン武将の謎に迫る。


時代:1600年(慶長五年)〜1624年(寛永元年)
著者:森本繁
出版:学研M文庫
発行:2006年12月

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 ■ 上総介の評価 ★★★★☆

 宇喜多秀家の重臣で、キリシタン武将である明石掃部全登の行動を追った小説。後半は、大阪の陣後の明石掃部の消息を探る内容。幕府の執拗な明石狩りでも発見されなかった掃部はどこに。掃部の終焉の地を推理した内容は驚きです。

 ■ 主人公
明石掃部(あかしかもん)

 ■ 登場する武将
石田三成(いしだみつなり) 徳川家康(とくがわいえやす)
宇喜多秀家(うきたひでいえ) 福島正則(ふくしままさのり)
浮田左京亮(うきたさきょうのすけ) 戸川肥後守(とがわひごのかみ)
難波助右衛門(なんばすけえもん) 大谷吉継(おおたによしつぐ)
明石景行(あかしかげゆき) 本多政重(ほんだまさしげ)
明石守景(あかしもりかげ) 岡平内(おかへいない)
進藤三左衛門(しんどうさんざえもん) *福武与左衛門(ふくたけよざえもん)
黒田図書助(くろだずしょのすけ) 黒田長政(くろだながまさ)
黒田如水(くろだじょすい) 大野修理(おおのしゅり)
浮田次兵衛(うきたつぎべえ) 明石重通(あかししげみち)
明石内記(あかしないき) 明石次郎兵衛(あかしじろべえ)

 ■ その他の登場する人物
豪姫(ごうひめ) *明石左近(あかしさこん)
末次興膳(すえつぐこうぜん) モニカ
淀殿(よどどの) 村田道珍斎(むらたどうちんさい)
レジーナ 村山等安(むらやまとうあん)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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2007.3.20
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