鉄の首枷
小西行長伝
鉄の首枷
遠藤 周作
中央公論新社 1979-04
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戦国の過酷な権力者太閤秀吉の下で、世俗的栄達の野望と信仰に引き裂かれ、無謀な朝鮮への侵略戦争ではひそかな和平工作を重ねたキリシタン武将小西行長の面従腹背の人生を克明に描く著者改心の傑作。
時代:1569年(永禄十二年)〜1600年(慶長五年)
著者:
遠藤周作
出版:中公文庫
発行:1979年04月
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鉄の首枷
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上総介の評価
★★★★☆
町人出身のキリシタン武将・小西行長の伝記。彼の孤独と苦悩の生涯を、秀吉に対する面従腹背を基本とした心理状態とその行動として推理しているのが面白い。彼の奇怪な行動を裏付けるものとして、納得いく内容だった。
■
主人公
小西行長
(こにしゆきなが)
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脇役
豊臣秀吉
(とよとみひでよし)
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登場する武将
織田信長
(おだのぶなが)
宇喜多直家
(うきたなおいえ)
加藤清正
(かとうきよまさ)
清水宗治
(しみずむねはる)
高山右近
(たかやまうこん)
蒲生氏郷
(がもううじさと)
佐々成政
(さっさなりまさ)
宗義智
(そうよしとし)
柳川調信
(やながわしげのぶ)
柚谷康広
(ゆたにやすひろ)
内藤如安
(ないようじょあん)
石田三成
(いしだみつなり)
島津義弘
(しまづよしひろ)
前田利家
(まえだとしいえ)
徳川家康
(とくがわいえやす)
寺沢広高
(てらさひろたか)
安国寺恵瓊
(あんこくじえけい)
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その他の登場する人物
小西隆佐
(こにしりゅうさ)
今井宗久
(いまいそうきゅう)
津田宗及
(つだそうぎゅう)
フロイス
コエリュ
オルガンティーノ
玄蘇
(げんそ)
沈惟敬
(ちんいけい)
*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人
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2006.12.25
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