名君の碑 保科正之の生涯

名君の碑保科正之の生涯
江戸時代初期、二代将軍秀忠のご落胤として生まれた幸松は、信州高遠の保科家を継ぐ。やがて異母兄である三代将軍家光に引き立てられ、幕閣に於いて重きをなすに至る。会津へ転封となった後も、名利を求めず、傲ることなく、「足るを知る」こそ君主の道とした清しい生涯を、時に熱く、時に冷静に描く著者渾身の書。









時代:1605年(慶長十年)〜1672年(寛文十二年)
著者:中村彰彦
出版:文春文庫
発行:2001年10月

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名君の碑保科正之の生涯

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 ■ 上総介の評価 ★★★★★

 戦国時代とは言えませんが、保科肥後守正之の生涯を描いた作品を紹介。彼は実父・徳川秀忠との父子のなのりも許されず、長じてからは相次ぐ肉親の死に堪えて徳川の平和の礎を築き、徳川家綱に後世「三大美事」とたたえられる善政を指導。国許の会津藩にさまざまな福祉制度を布いて、民に優しい政治を行い続けた名君の感動の名作です。

 ■ 主人公
保科正之(ほしなまさゆき)

 ■ 脇役
お静(おしず) 保科正近(ほしなまさちか)
徳川家光(とくがわいえみつ) 田中三郎兵衛(たなかさぶろべえ)
徳川家綱(とくがわいえつな)

 ■ 登場する武将
神尾伊予(かんのおいよ) *神尾嘉右衛門(かんのおかうえもん)
*神尾才兵衛(かんのおさいべえ) *竹村助兵衛(たけむらすけのひょうえ)
徳川秀忠(とくがわひでただ) *田中正四郎(たなかしょうしろう)
*有泉五兵衛(ありいずみごへえ) 土井利勝(どいとしかつ)
本多正信(ほんだまさのぶ) *野崎太左衛門(のざきたざえもん)
保科正光(ほしなまさみつ) 徳川忠長(とくがわただなが)
酒井忠勝(さかいただかつ) 内藤政長(ないとうまさなが)
安藤重長(あんどうしげなが) *竹村半右衛門(たけむらはんえもん)
加藤明成(かとうあきなり) 堀田正盛(ほったまさもり)
阿部重次(あべしげつぐ) 松平信綱(まつだいらのぶつな)
井伊直孝(いいなおたか) 保科正頼(ほしなまさより)
前田綱紀(まえだつなのり) 上杉綱勝(うえすぎつなかつ)
佐藤勘十郎(さとうかんじゅうろう)

 ■ その他の登場人物
*お栄(おえい) 信松院(しんしょういん)
見性院(けんしょういん) *大うばさま
*中野の方(なかののかた) お江与の方(おえよのかた)
*お文(おふみ) 菊姫(きくひめ)
おまんの方(おまんのかた) おしほの方(おしほのかた)
*野村(のむら) 保科松姫(ほしなまつひめ)
保科媛姫(ほしなはるひめ) *中村芳庵(なかむらほうあん)
*三好(みよし) 横田俊益(よこたとします)
*おふき

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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