家康と権之丞 

4022578203家康と権之丞
火坂 雅志
朝日新聞社 2003-03

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徳川幕府を震撼させた「海の将軍」小笠原権之丞。実の父・家康に叛旗を翻し、自由を求めて大海原へと乗り出した! 若さ漲る捨て童子・権之丞と、天下人・家康との葛藤を活写する。『小説トリッパー』連載をもとに単行本化。


時代:1609年(慶長十四年)〜1615年(慶長二十年)
著者:火坂雅志
出版:朝日新聞社
発行:2003年3月


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 ■ 上総介の評価 ★★★★☆

 家康の息子という説がある小笠原権之丞を扱った小説です。彼は年令の順では越後高田城主・松平忠輝の上にあたり、次男・秀康や忠輝と同じように家康から疎まれた息子。史料が少ない人物のはずなので、この本でしか読めないと思います。

 ■ 主人公
小笠原権之丞(おがさわらごんのじょう)


 ■ 脇役
徳川家康(とくがわいえやす) 本多正純(ほんだまさずみ)

 ■ 登場する武将
小笠原広朝(おがさわらひろとも) *大草甚兵衛(おおくさじんべえ)
本多忠朝(ほんだただとも) 小笠原貞頼(おがさわらさだより)
*渡辺剛(わたなべつよし) 向井忠勝(むかいただかつ)
i*市橋勘介(いちはしかんすけ) 岡本大八(おかもとだいはち)
有馬晴信(ありまはるのぶ) 本多正信(ほんだまさのぶ)
柳生宗矩(やぎゅうむねのり) *石井軍兵衛(いしいぐんべえ)
明石掃部(あかしかもん) 片桐且元(かたぎりかつもと)
明石内記(あかしないき) 大野道犬斎(おおのどうけんさい)
明石全延(あかしてるのぶ) 大野治長(おおのはるなが)
後藤又兵衛(ごとうまたべえ)


 ■ その他の登場人物
*マリオ・ナバルロ *徳蔵(とくぞう)
ドン・ロドリゴ *八千代(やちよ)
茶屋又四郎(ちゃやまたしろう) *レジナ小雪(れじなこゆき)
金地院崇伝(こんちいんすうでん) *黒兵衛(くろべえ)
*鳥山ノ太兵衛(とりやまのたへえ) *徳次郎(とくじろう)
淀殿(よどどの)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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