百万石太平記

4101100187百万石太平記 (新潮文庫)
南原 幹雄
新潮社 1996-01

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 加賀百万石。藩祖前田利家は没し、利長が家督を継いでいた。最大の大名勢力である前田家を陥れるための幕府の陰謀は秀忠の次女の輿入れで始まる。幕府はお付人という形で公然と五百名の手兵を加賀城下に送り込んだ。利長の居城が付け火に遭い、混乱に乗じて数名の剣客が利長を襲う。―ついに利長は立ち上がった。百万石に命を賭けて徳川の野望に立ち向かった男を描く時代長編。


時代:1601年(慶長六年)〜1614年(慶長十九年)
著者:南原幹雄
出版:新潮文庫
発行:1996年2月

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 ■ 上総介の評価 ★★★★☆

 前田利家没後に豊臣恩顧の大名・前田家を陥れるための幕府の陰謀が始まる。徳川方の剣客が利長を襲うこと数度、ついに利長は立ち上がるという設定。利家と比べて温厚で少し柔弱な印象の利長ですが、この本では命を賭けて徳川家に立ち向かう姿を描いています。

 ■ 主人公
前田利長(まえだとしなが)

 ■ 脇役
七尾刀十郎(ななおとうじゅうろう) 興津内記(おきつないき)

 ■ 登場する武将
前田利光(まえだとしみつ) 前田長種(まえだながたね)
長連龍(ちょうつらたつ) 横山長知(よこやまながとも)
奥村永福(おくむらながとみ) 奥村易英(おくむらやすひで)
村井長次(むらいながつぐ) 神尾図書(かみおずしょ)
前田忠盛(まえだただもり) 正木政重(まさきまさしげ)
*松岡重右衛門(まつおかじゅううえもん) *曽根孫之助(そねまごのすけ)
*松任左門(まつとうさもん) *安宅十右衛門(あたかじゅううえもん)
*魚津陣左衛門(うおづじんざえもん) *氷見新五郎(ひみしんごろう)
*輪島権兵衛(わじまごんべえ) *井波三郎太(いなみさぶろうた)
*伏木源八(ふしきげんぱち) 高山右近(たかやまうこん)
織田頼長(おだよりなが) 徳川家康(とくがわいえやす)
徳川秀忠(とくがわひでただ) 本多正純(ほんだまさずみ)
*由比民部(ゆいみんぶ) *矢野覚左衛門(やのかくざえもん)
*桂本蔵人(かつらもとくらんど) *鏑木謙之助(かぶらぎけんのすけ)
*竹部弾四郎(たけべだんしろう) *本所市太郎(ほんじょいちたろう)
*興津隼人(おきつはやと)

 ■ その他の登場人物
芳春院(ほうしゅんいん)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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