逆説の日本史11 戦国乱世編
朝鮮出兵と秀吉の謎
逆説の日本史(11)戦国乱世編 朝鮮出兵と秀吉の謎 (小学館文庫 い 1-18)
井沢 元彦
小学館 2007-06-06
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戦国時代の覇者・豊臣秀吉の天下人としてのデビューから、豊臣政権滅亡の原因ともなった、二度にわたる朝鮮出兵をとりあげる。著者は、新しいリベラルな豊臣秀吉像を提示し、その天才性がどこにあったかを考察する。
豊臣秀吉の天下人としてのデビューから、豊臣政権滅亡の原因ともなった朝鮮出兵までを取り上げます。足軽から身を起こして天下統一した豊臣秀吉は戦国一の人気者です。しかし、彼の生涯や戦記を扱った作品は小説仕立てだったりで、真実追求の姿勢が不足しているものが少なくありません。著者は、秀吉を「明確な天下統一のプランはなかった」「常人を超えた『大悪人』であり『大天才』である」と述べ、新しいリベラルな秀吉像を提示します。また、『唐入り』を侵略戦争と断じた歴史学会の贖罪史観をあげ、「前近代において、戦争あるいは侵略は決して絶対悪ではない、という認識をもつべき」と、今の日本人がクリアしなければならない「課題」も提示します。
時代:1582年(天正十年)〜1598年(慶長三年)
著者:
井沢元彦
出版:小学館
発行:2007年6月
単行本
逆説の日本史〈11〉戦国乱世編―朝鮮出兵と秀吉の謎
井沢 元彦
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上総介の評価
★★★★★
逆説の日本史シリーズの11巻目。今回は庶民の人気を重視した初めての権力者で人間関係の天才・豊臣秀吉の分析です。織田信長の進めた天下布武を継承した彼の得意技は「人たらし」と呼ばれた「謀略」であった。そして秀吉の織田つぶしの権謀術数、朝鮮出兵の真相は。。。。
絶対おすすめです!!
ところで秀吉の右指が6本あったって知ってました?へぇ〜。
■
主人公
豊臣秀吉
(とよとみひでよし)
■
脇役
織田信孝
(おだのぶたか)
徳川家康
(とくがわいえやす)
小西行長
(こにしゆきなが)
■
登場する武将
羽柴於次秀勝
(はしばひでかつ)
羽柴小吉秀勝
(はしばひでかつ)
足利義昭
(あしかがよしあき)
明智光秀
(あけちみつひで)
滝川一益
(たきがわかずます)
織田信忠
(おだのぶただ)
安国寺恵瓊
(あんこくじえけい)
織田信雄
(おだのぶかつ)
柴田勝家
(しばたかついえ)
三法師
(さんぽうし)
丹羽長秀
(にわながひで)
前田利家
(まえだとしいえ)
池田恒興
(いけだつねおき)
森長可
(もりながよし)
豊臣秀次
(とよとみひでつぐ)
細川幽斎
(ほそかわゆうさい)
宗義智
(そうよしとし)
■
その他の登場人物
菊亭晴季
(きくていはるすえ)
小瀬甫庵
(おぜほあん)
ルイス・フロイス
アレッサンドロ・バリニャーノ
*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人
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