高坂弾正 謙信の前に立ちはだかった凛々しい智将

456966749X高坂弾正―謙信の前に立ちはだかった凛々しき智将 (PHP文庫)
近衛 龍春
PHP研究所 2006-12

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「謙信めに千曲川を渡らせませぬ。川中島で討ち取りましょうぞ!」武田家随一の用兵と謳われ、対上杉の最前線である海津城の守将を任された高坂弾正―。元は豪農という異色の出自ながら、信玄に若年よりその美貌と才を愛され、一人の武士として、そして無二の重臣として成長を遂げていく。内政にも優れた手腕を発揮し、武田躍進に一身を捧げた智将の生涯を描く力作長編。


時代:1542年(天文十二年)〜1578年(天正六年)
著者:近衛龍春
出版:PHP文庫
発行:2006年12月

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 ■ 上総介の評価 ★★★☆☆

 百姓から取り立てられ、信玄の寵臣となった高坂弾正昌信。「甲陽軍艦」の語りべとして有名ですが、虚実織り交ぜたこの史書から、史実を追求して書き上げた本です。高坂昌信という名は、本人が一度も名乗ったことがないペンネームなんだそうです。知らなかった。

 ■ 主人公
春日虎綱(かすがとらつな)

 ■ 脇役
武田信玄(たけだしんげん)

 ■ 登場する武将
飯富虎昌(おぶとらまさ) 山県昌景(やまがたまさかげ)
諏訪頼重(すわよりしげ) 高遠頼継(たかとおよりつぐ)
真田幸隆(さなだゆきたか) 村上義清(むらかみよしきよ)
馬場信春(ばばのぶはる) 武田義信(たけだよしのぶ)
山本勘助(やまもとかんすけ) 上杉謙信(うえすぎけんしん)
内藤昌秀(ないとうまさひで) 武田勝頼(たけだかつより)
穴山信君(あなやまのぶきみ) 小山田信茂(おやまだのぶしげ)
跡部勝資(あとべかつすけ) 長坂釣閑斎(ながさかちょうかんさい)
武田信虎(たけだのぶとら) 三枝昌貞(あえぐさまささだ)

 ■ その他の登場する人物
*春日惣右衛門(かすがそうえもん) *甚内(じんない)
*犀ノ方(さいのかた) 御宿友綱(みしゅくともつな)
*於藤(おふじ)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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2008.12.26
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