小早川秀秋の悲劇

4575661082 小早川秀秋の悲劇 (双葉文庫)
笹沢 左保
双葉社 2000-06

by G-Tools

慶長五年九月、関ケ原の合戦は東軍の大勝に終わる。小早川秀秋の寝返りが西軍を崩壊させた。このとき秀秋、十九歳。家康への報恩と石田三成への不信感が天下の行方を左右した。論功行賞は備前、美作五十一万石。だが、秀秋には荷が重すぎた。日本一の裏切者の、知られざる"その後"を描く長編歴史小説。


時代:1601年(慶長六年)〜1602年(慶長七年)
著者:笹沢左保
出版:双葉文庫
発行:2000年6月

以下の書店で購入できます。


Amazon.co.jp アソシエイト
小早川秀秋の悲劇
を買う



小早川秀秋の悲劇

を買う



小早川秀秋の悲劇
を買う


 ■ 上総介の評価 ★★★★★

 関ヶ原の合戦は、布陣した配置や人数だけ見れば西軍の勝利間違いなしであったのに、小早川秀秋の寝返りが西軍を崩壊させた。秀秋により討ち取られた大谷吉継は、「人面獣心なる秀秋め、この無念を晴らすために三年のうちに呪い殺してくれるわ」という言葉を残して自害しました。日本一の裏切り者小早川秀秋はその後乱心し、奇しくも大谷吉継の呪いの言葉通りに病死し、名家小早川家は断絶。なぜ秀秋はそのような乱心状態にあったのか?知られざる関ヶ原のその後を描いた長編歴史小説。これは必見!読む価値あります。

 ■ 主人公
小早川秀秋(こばやかわひであき)

 ■ 脇役
稲葉正成(いなばまさしげ) 杉原重治(すぎはらしげはる)
平岡頼勝(ひらおかよりかつ) 村山越中(むらやまえっちゅう)

 ■ 登場する武将
松野道円(まつのどうえん) 滝川出雲(たきがわいずも)
徳川家康(とくがわいえやす) 黒田如水(くろだじょすい)
河田八助(かわだはちすけ) 伊岐実利(いきさねとし)
板倉勝重(いたくらかつしげ) 黒田長政(くろだながまさ)
戸川逵安(とがわみちやす) 杉原重季(すぎはらしげすえ)
*大井竜之介(おおいたつのすけ) *蟹江彦右衛門(かにえひこえもん)

 ■ その他の登場人物
*香乃(かの) (ふく)
本願寺教如(ほんがんじきょうにょ)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

with Ajax Amazon

HOMEへ戻る 【戦国本一覧

Copyright 2002 All rights reserved. Produced by Kazusanosuke