剣鬼・疋田豊五郎 剣鬼・疋田豊五郎 (光文社時代小説文庫) 光文社 2007-12-06 by G-Tools 兵法の道を追い求める疋田豊五郎は、新陰流の祖・上泉伊勢守秀綱に弟子入りし、日々稽古に励んだ。武田信玄と闘った後、永禄七年、豊五郎と一門の高弟・神後宗治は、師の供で上洛の途に就く。奈良で豊五郎は、師に代わって宝蔵院の院主・胤栄や柳生宗厳と立ち合い三度打ち負かす。やがて単身京に向かう師の名代として二人は当地に滞在、剣の指導に当たるが…。 時代：1563年（永禄六年）〜1565年（永禄八年） 著者：近衛龍春 出版：光文社文庫 発行：2007年12月 以下の書店で購入できます。 剣鬼・疋田豊五郎  を買う 剣鬼疋田豊五郎 を買う 剣鬼疋田豊五郎 を買う 剣鬼・疋田豊五郎 を買う 剣鬼疋田豊五郎 を買う 　■　上総介の評価　★★★★☆ 　上泉信綱の高弟の剣豪・疋田豊五郎を主人公にした珍しい本。晩年の武者修行のたびに出る以前の前半生を書いています。史料に乏しい人物なので、タイトルと違って上泉伊勢守が主人公になるのかと思いきや、しっかりと豊五郎が存在感を示しています。晩年を題材とした本も期待したいところです。 　■　主人公 疋田豊五郎（ひきたぶんごろう） 　■　脇役 上泉伊勢守（かみいずみいせのかみ） 　■　登場する武将 神後伊豆守（じんごいずのかみ） 長野業盛（ながのなりもり） ＊羽田昌業（はだまさなり） 藤井友忠（ふじいともただ） 上杉輝虎（うえすぎてるとら） 北条氏康（ほうじょううじやす） 上泉秀胤（かみいずみひでたね） 今川氏真（いまがわうじざね） 奥平定国（おくだいらさだくに） 北畠具教（きたばたけとものり） 柳生宗厳（やぎゅうむねよし） 松永久秀（まつながひさひで） 細川藤孝（ほそかわふじたか） 明智光秀（あけちみつひで） 足利義輝（あしかがよしてる） 丸目蔵人佐（まるめくらんどのすけ） ＊入江景秀（いりえかげひで） ＊栗生与兵衛（くりおよへえ） ＊井内五左衛門（いうちござえもん） 一色藤長（いっしきふじなが） 　■　その他の登場人物 胤栄（いんえい） ＊於まさ（おまさ） 山科言継（やましなときつぐ） 近衛前久（このえさきひさ） 覚慶（かくけい） ＊印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人 with Ajax Amazon

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2009.09.15
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