覇王の海 海将九鬼嘉隆

4043613016 覇王の海―海将九鬼嘉隆 (角川文庫)
二宮 隆雄
角川書店 2001-11

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永禄8(1565)年7月、波切大王の海城を逐われた23歳の九鬼嘉隆は、まだ明けきらぬ伊勢海に血走った目をぎらつかせていた。敵対する千余の志摩地頭軍に砦を囲まれ、暗夜の海を逃げてきたのだ。だが、ただ逃げ出したのではない。嘉隆は、海をへだてた尾張国の当主、まだ見ぬ織田信長のもとに走り、世に出る機縁をつかもうとしていた。一介の志摩の海賊の身から日本水軍の大将にまで上り詰める九鬼嘉隆の凄絶な海の闘いを描く、海洋時代ロマン。


時代:1565年(永禄八年)〜1600年(慶長五年)
著者:二宮隆雄
出版:角川文庫
発行:2001年11月

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 ■ 上総介の評価 ★★★☆☆

 ヨットマンである著者による海戦の描写はリアルです。九鬼海軍の荒くれ者たちが生き生きと伝わってくるよう。史実に関してはちょっとどうかな?まあ楽しめればいいのでという人はどうぞ。

 ■ 主人公
九鬼嘉隆(くきよしたか)

 ■ 脇役
滝川一益(たきがわかずます) 海王丸(かいおうまる)

 ■ 登場する武将
中井頼母(なかいたのも) 川面右近(かわずらうこん)
*四郎兵衛(しろべえ) 織田信長(おだのぶなが)
小山内隼人(おさないはやと) 豊臣秀吉(とよとみひでよし)
小浜民部(おばまみんぶ) 鳥羽主水(とばもんど)
滝川三郎兵衛(たきがわさぶろべえ) 徳川家康(とくがわいえやす)
九鬼澄隆(くきすみたか) 村上武吉(むらかみたけよし)
九鬼守隆(くきもりたか) 藤堂高虎(とうどうたかとら)
脇坂安治(わきさかやすはる) 加藤嘉明(かとうよしあきら)
稲葉道通(いなばみちとお)

 ■ その他の登場人物
*小源吾(こげんご) 国友善兵衛(くにともぜんべえ)
*おれい *小まり(こまり)
*卯吉(うきち) *およう
*松姫(まつひめ) 今井宗久(いまいそうきゅう)
季舜臣(いすんしん)


*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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