淀どの日記

4041216230 淀どの日記
井上 靖
角川書店 1964-05

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浅井長政の娘と生まれ、家を亡ぼした秀吉の側室となって、遂に大阪城落城の火炎の中で自刃して果てた「淀どの」茶々の生涯を描いて、「茶々、おはつ、小督の三人のうちで、誰の生涯が一番幸福であったかは、それぞれ当人に聞いてみる以外、早急には断じられぬものがあるようである」と著者は結んでいる。


時代:1552年(天正元年)〜16158年(元和元年)
著者:井上靖
出版:角川文庫
発行:1964年5月

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 ■ 上総介の評価 ★★★★☆

 お市の方の娘で豊臣秀吉の側室であり、豊臣秀頼の母である茶々の人生を描いた歴史小説。彼女の身におとずれる過酷な運命とそれを受け入れていくさまが叙事詩的です。

 ■ 主人公
茶々(ちゃちゃ)

 ■ 脇役
京極高次(きょうごくたかつぐ) 豊臣秀吉(とよとみひでよし)
京極局(きょうごくのつぼね) 豊臣秀頼(とよとみひでより)

 ■ 登場する武将
織田信長(おだのぶなが) 藤掛三河守(ふじかけみかわのかみ)
蒲生氏郷(がもううじさと) 柴田勝家(しばたかついえ)
佐久間盛政(さくまもりまさ) 前田玄以(まえだげんい)
前田利家(まえだとしいえ) 徳川家康(とくがわいえやす)
毛利輝元(もうりてるもと) 大野修理(おおのしゅり)

 ■ その他の登場する人物
お市の方(おいちのかた) おはつ
小督(こごう) 加賀局(かがのつぼね)
北政所(きたのまんどころ) 千姫(せんひめ)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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2007.6.15
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