信長　あるいは戴冠せるアンドロギュヌス 信長―あるいは戴冠せるアンドロギュヌス (新潮文庫) 宇月原 晴明 新潮社 2002-09 by G-Tools 1930年、ベルリン滞在中のアントナン・アルトーの前に現れた日本人青年は、ローマ皇帝ヘリオガバルスと信長の意外なつながりを彼に説いた。ふたりはともに暗黒の太陽神の申し子である。そして口伝によれば、信長は両性具有であった、と…。ナチ台頭期のベルリンと戦国時代の日本を舞台に、伝承に語られた信長の謎が次々と解き明かされて行く。第11回日本ファンタジーノベル大賞受賞作。 時代：1552年（天文二十一年）～1582年（天正十年） 著者：宇月原晴明 出版：新潮文庫 発行：2002年9月 以下の書店で購入できます。 信長 を買う 信長 を買う 信長 を買う 信長 を買う 　■　上総介の評価　★★★☆☆ 　設定は非常に面白いんだけど、何せ難しい。舞台はナチス政権が成立する前のドイツと織田信長の時代を交互に移り変わる。詩人アントナン・アルトーが少年ローマ皇帝ヘリオガバルスと織田信長の共通性・両性具有にまつわる謎を解明していく展開。そしてそれが、二十世紀のヨーロッパにかかわってくる。んー、難しい。 　■　主人公 織田信長（おだのぶなが） 　■　登場する武将 羽柴秀吉（はしばひでよし） 蜂須賀小六（はちすかころく） 明智光秀（あけちみつひで） 今川義元（いまがわよしもと） 武田信玄（たけだしんげん） 山県昌景（やまがたまさかげ） 馬場信春（ばばのぶはる） 武田勝頼（たけだかつより） 跡部勝資（あとべかつすけ） 内藤昌豊（ないとうまさとよ） 斎藤朝信（さいとうとものぶ） 上杉謙信（うえすぎけんしん） 直江景綱（なおえかげつな） 　■　その他の登場する人物 ＊堯照（ぎょうしょう） 雪斎（せっさい） ＊小平太（こへいた） ＊門太（もんた） ＊服部左京助（はっとりさきょうのすけ） フロイス ロレンソ 　 アントナン・アルトー 総見寺龍彦（そうけんじたつひこ） オットー・シュトラッサー ヴォルフ シュペーア ＊印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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2008.8.15
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