丹羽長秀 信長と秀吉を補佐した「信義」の武将

4569572502 丹羽長秀―信長と秀吉を補佐した「信義」の武将
菊池 道人
PHP研究所 1999-03

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下剋上の世、誰もが野望を抱いていた時代、そんな中に一人、「人間としての信義」を心の軸に据えて生きた男がいた。本書の主人公・丹羽長秀である。武勇にすぐれる将であり、しかも決して裏切ることはない。信長にとっても秀吉にとっても、まさに欠くべからざる存在であった。常に“最も頼れる男”であったその姿を描きながら、自らの利を超越した生き方の美しさを訴えかける、長編歴史小説。


時代:1565年(永禄八年)〜1612年(慶長十七年)
著者:菊池道人
出版:PHP文庫
発行:1999年3月

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 ■ 上総介の評価 ★★★☆☆

 知っている限りでは、丹羽長秀を主人公とした唯一の本だ。信長・秀吉の下で、戦国の世では珍しく、信義の道を貫いた人として描かれている。主君ばかりかその子までにも忠義を尽くすという江戸時代の思想に通じるものがある。ただ惜しまれるのは若干史実を間違えていることか。

 ■ 主人公
丹羽長秀(にわながひで)

 ■ 脇役
織田信長(おだのぶなが) 羽柴秀吉(はしばひでよし)

 ■ 登場する武将
江口正吉(えぐちまさよし) 佐藤紀伊守(さとうきいのかみ)
明智光秀(あけちみつひで) 柴田勝家(しばたかついえ)
佐久間信盛(さくまのぶもり) 稲葉良通(いなばよしみち)
池田恒興(いけだつねおき) 徳川家康(とくがわいえやす)
磯野員昌(いそのかずまさ) 足利義昭(あしかがよしあき)
津田信澄(つだのぶずみ) 丹羽長重(にわながしげ)
森蘭丸(もりらんまる) 織田信孝(おだのぶたか)
*三宅中記(みやけちゅうき) 蜂須賀正勝(はちすかまさかつ)
織田信雄(おだのぶかつ)

 ■ その他の登場人物
*カルロス *穴太源左衛門(あなたげんざえもん)
お市(おいち)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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2006.08.02
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