可児才蔵

4059012009可児才蔵 (学研M文庫)
志木沢 郁
学習研究社 2007-07

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笹の枝を旗指物とし、討った首にその葉を咥えさせたことから「笹の才蔵」として知られる可児才蔵。類まれな槍の遣い手として若き頃より武名響くも、無骨なまでの正直さゆえに主家を変えること六度。その人生は決して順調なものではなかった。だが戦場を駆け抜ける才蔵は、遂に若き武将・福島正則と出会う。己が認めた主の下、関ヶ原では十七の首を取る活躍をし、家康からも激賞された。信念を貫き、理想の働き場所を得た男の生涯。


時代:1569年(永禄十二年)〜1610年(慶長十五年)
著者:志木沢郁
出版:学研M文庫
発行:2007年7月

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 ■ 上総介の評価 ★★★☆☆

 数多の家を渡り歩いたという戦国期最後の勇士・可児才蔵。わずか二、三百石の侍でありながら、世間に知られた名物男である彼の生涯を通じて、戦に敗れ散っていった武将たちや、戦国期の終結による武者の道徳の変化を描いています。

 ■ 主人公
可児才蔵(かにさいぞう)

 ■ 脇役
福島正則(ふくしままさのり)

 ■ 登場する武将
赤座七郎右衛門(あかざしちろうえもん) 明智光秀(あけちみつひで)
竹内久右衛門(たけうちきゅうえもん) 柴田勝家(しばたかついえ)
佐久間盛政(さくまもりまさ) 柴田源左衛門(しばたげんざえもん)
織田信孝(おだのぶたか) 日比野下野(ひびのしもつけ)
豊臣秀次(とよとみひでつぐ) 前田利家(まえだとしいえ)
井伊直政(いいなおまさ) 徳川家康(とくがわいえやす)

 ■ その他の登場する人物
*弥之助(やのすけ) *三九郎(さんきゅうろう)
*千寿(せんじゅ) *愚鈍坊(ぐどんぼう)
覚禅坊胤栄(かくぜんぼういんえい) *初音(はつね)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

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2008.11.9
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