火焔浄土
顕如上人伝
火焔浄土―顕如上人伝 (角川文庫)
津本 陽
角川書店 1995-02
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尾張統一にむかいつつあった織田信長は、桶狭間の戦いに勝利を収めたのち、ながいあいだ、一向宗の勢力に悩まされていた。当時、諸国一向一揆を結集した本願寺教団の威力は将軍に匹敵し、盟友徳川家康も、領国三河の一向宗を弾圧しようとしてあやうく敗北するほどの苦戦を喫していた。「一向一揆を平均(征伐)いたさねば、大名分国は成りたたぬだわ」顕如上人率いる石山本願寺と織田信長の戦いを描いた長編戦国歴史小説。
時代:1543年(天文十二年)〜1595年(文禄四年)
著者:
津本陽
出版:角川文庫
発行:1995年02月
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■
上総介の評価
★★☆☆☆
サブタイトルは顕如上人伝だが、内容の中心は織田信長で「信長公記」をもとに展開。それに対抗する顕如は、書簡集から引用して交差させながら描いている。
■
主人公
顕如上人
(けんにょしょうにん)
■
脇役
織田信長
(おだのぶなが)
■
登場する武将
鈴木出羽守
(すずきではのかみ)
按察使法橋頼龍
(あぜちほっきょうらいりゅう)
足利義昭
(あしかがよしあき)
鈴木孫一
(すずきまごいち)
織田信興
(おだのぶおき)
浅井長政
(あざいながまさ)
朝倉義景
(あさくらよしかげ)
武田信玄
(たけだしんげん)
佐久間信盛
(さくまのぶもり)
徳川家康
(とくがわいえやす)
刑部卿法橋頼廉
(ぎょうぶきょうほっきょうらいれん)
治部卿法眼頼亮
(じぶきょうほうげんらいりょう)
三位法橋頼旦
(さんみほっきょうらいだん)
松永久秀
(まつながひさひで)
柴田勝家
(しばたかついえ)
上杉謙信
(うえすぎけんしん)
羽柴秀吉
(はしばひでよし)
荒木村重
(あらきむらしげ)
高山右近
(たかやまうこん)
九鬼嘉隆
(くきよしたか)
■
その他の登場人物
教如
(きょうにょ)
*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人
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2006.04.14
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