井伊直政

　井伊直政　逆境から這い上がった勇将

井伊直政―逆境から這い上がった勇将
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勇壮な赤備えで戦場を疾駆し、徳川四天王の一角として名を馳せた勇将・井伊直政。彼のその武勇の裏には、流浪の身という逆境から自力で這い上がって来たことへの自信が、深く刻みこまれていた。「流れ者」の境涯の中で培った、粘り強くかつ、人を魅きつける性格で、家康に愛され、滅亡した武田家の遺臣たちに慕われて、乱世を生き抜いた、エネルギー溢れる男の姿を描く長編小説。

時代：1568年（永禄十一年）～1600年（慶長五年）
著者：高野澄
出版：PHP文庫
発行：1999年12月

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■　上総介の評価　★★☆☆☆
徳川四天王の一人、井伊直政の生涯。他の三人（酒井・榊原・本多）のような譜代の家臣ではなく、いわば降伏人だった彼が、何故四天王と呼ばれるようになったのか。逆境から這い上がってきた直政の生き様が書かれている。
■　主人公
井伊直政（いいなおまさ）

■　脇役
徳川家康（とくがわいえやす）

■　登場する武将
松下源太郎（まつしたげんたろう）	木下藤吉郎（きのしたとうきちろう）
酒井忠次（さかいただつぐ）	本多忠勝（ほんだただかつ）
榊原康政（さかきばらやすまさ）	石川数正（いしかわかずまさ）
木俣守勝（きまたもりかつ）	向坂伝蔵（こうさかでんぞう）

■　その他の登場人物
＊綾乃（あやの）	＊おふくろさま
南渓和尚（なんけいおしょう）	＊傑山（けつざん）
＊昊天（こうてん）	＊次郎法師（じろうほうし）
築山殿（つきやまどの）	＊ナカゾウ
大政所（おおまんどころ）	朝日姫（あさひひめ）

＊印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人