一夢庵風流記

　一夢庵風流記

一夢庵風流記 (集英社文庫)
隆慶一郎
集英社 1992-12

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戦国末期、天下の傾奇者として知られる男がいた。派手な格好と異様な振る舞いで人を驚かすのを愉しむ男、名は前田慶次郎という。巨躯巨漢で、一度合戦になるや、朱色の長槍を振り回し、敵陣に一人斬り込んでいく剛毅ないくさ人であり、当代一流の風流人でもあった。そして何より、自由を愛するさすらい人でもあった。故あって、妻子を置き旅に出た男の奔放苛烈な生き様を描く時代長編。
柴田錬三郎賞受賞作品で少年ジャンプ「花の慶次」の原作。

時代：1587年頃（天正十五年）～1601年（慶長六年）
著者：隆慶一郎
出版：集英社文庫
発行：1992年12月

一夢庵風流記 (新潮文庫)
隆慶一郎

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■　上総介の評価　★★★★★
「天下のかぶき者」前田慶次郎を主人公としたエンターテイメント。故・隆慶一郎さんの代表作と言え、どんな方でも楽しめる一冊です。これを読んだら隆作品をすべて読みたくなっちゃうよ。絶対お勧め！
■　主人公
前田慶次郎（まえだけいじろう）

■　脇役
前田利家（まえだとしいえ）	奥村助右衛門（おくむらすけえもん）
直江兼続（なおえかねつぐ）

■　登場する武将
滝川一益（たきがわかずます）	滝川氏益（たきがわうじます）
前田利久（まえだとしひさ）	大谷吉継（おおたによしつぐ）
上杉景勝（うえすぎかげかつ）	宗義調（そうよししげ）
宗義智（そうよしとし）	石田三成（いしだみつなり）
結城秀康（ゆうきひでやす）	前田利長（まえだとしなが）
山上道及（やまがみどうきゅう）	伊達政宗（だてまさむね）
最上義光（もがみよしあき）	徳川家康（とくがわいえやす）

■　その他の登場人物
芳春院（ほうしゅんいん）	＊捨丸（すてまる）
四井主馬（しいしゅめ）	＊骨（ほね）
＊金悟洞	＊弥助（やすけ）
＊伽姫（かひめ）

＊印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人