保科正之 徳川将軍家を支えた名君

4569571719 保科正之―徳川将軍家を支えた名君
三戸岡 道夫
PHP研究所 1998-07

by G-Tools

「徳川幕府を四代目で崩壊させるわけにはいかない」家光亡きあと、四代将軍家綱は弱冠11歳。保科正之は幕府の命運が、自らの双肩にかかっていることを感じていた。―秀忠の実子でありながら、保科家の養子となった正之。その出生に葛藤を抱きつつも、兄・家光のために、幕政の改革に乗り出すことを決意する。会津藩主として名君と慕われるとともに、幕府の長期安定の礎を築いた男の生涯。


時代:1609年(慶長十四年)〜1672年(寛文十二年)
著者:三戸岡 道夫
出版:PHP文庫
発行:1998年07月

以下の書店で購入できます。


Amazon.co.jp アソシエイト
保科正之
 を買う


セブンアンドワイトップページ
保科正之
 を買う



保科正之
を買う



保科正之
を買う


 ■ 上総介の評価 ★★★★★

 徳川秀忠の子といわれる保科正之の生涯を描いた本。彼の名君といわれる所以がわかる本です。戦国から平和になりつつあった文治政治の時代では、このような人物がリーダーの理想像であるのかもしれな。このPHPのシリーズの中では特に秀逸な作品だ。

 ■ 主人公
保科正之(ほしなまさゆき)

 ■ 脇役
徳川家光(とくがわいえみつ) 徳川家綱(とくがわいえつな)

 ■ 登場する武将
*神尾嘉右衛門(かんのおかえもん) *神尾才兵衛(かんのおさいべえ)
*竹村助兵衛(たけむらすけのひょうえ) 徳川秀忠(とくがわひでただ)
土井利勝(どいとしかつ) 徳川家康(とくがわいえやす)
保科正光(ほしなまさみつ) 徳川忠長(とくがわただなが)
保科民部(ほしなみんぶ) 田中正玄(たなかまさはる)
保科正頼(ほしなまさより) 堀田正盛(ほったまさもり)
酒井忠勝(さかいただかつ) 松平信綱(まつだいらのぶつな)
上杉綱勝(うえすぎつなかつ) 徳川光圀(とくがわみつくに)
阿部忠秋(あべただあき) 友松勘十郎(ともまつかんじゅうろう)
酒井忠清(さかいただきよ) 保科正経(ほしなまさつね)
成瀬主計(なるせかずえ)

 ■ その他の登場する人物
志津(しづ) 見性院(けんしょういん)
おまんの方(おまんのかた) おしほの方(おしほのかた)
保科媛姫(ほしなはるひめ) 保科松姫(ほしなまつひめ)
*野村(のむら) *三好(みよし)
山崎闇斎(やまざきあんざい) *お富貴の方(おときのかた)
*次郎右衛門(じろうえもん)

*印は著者の創作人物または実在したかどうかは不明な人

with Ajax Amazon

HOMEへ戻る 【戦国本一覧

2006.08.22
Copyright 2006 All rights reserved. Produced by Kazusanosuke